向原の丸山公園を出て、北隣の同市甲田町にある唯称庵跡を訪ねました。ここもまた紅葉の名所として安芸高田市内では有名なところです。唯称庵は浄土宗本励上人が1822年から1839年の17年間当地で結んだ庵で、1960年に解体されて姿を消しましたが、その跡地には本励上人が京都高雄から取り寄せ植えた約40本のカエデが今も残っています。今でも秋にはそれらが色付き一帯は美しく秋色に彩られます。。訪れたこの日は、日陰となる時間が長い立地もあってか、紅葉は全般にはまだ半ばといったところで、残念至極といったところでした。〔11月12日(土)〕
↓ 本村川の右岸に庵の敷地が広がっています。午後にはその敷地の大半が日陰となってしまいます。
↓ 庵の跡地は見事なカエデの林となっていますが、日陰がちな立地から紅葉が進むスピードはかなり緩慢です!
↓ 立派な樹が多く、林の中に立つとその重厚さには驚きます。
↓ 本村川の袂に立つ樹は日当たりが相対的に良いせいか、色付きも早めでした。
↓ 林の中で色づきの良いところを探すと、その濃い錦の色合いに圧倒されそうでした。
↓ ほぼ一日陽が当たっている入口のカエデは完璧にもう紅葉していました!