急転直下の梅雨の中休みで妻のチャコと共に青空が覗く八幡高原の霧ヶ谷湿原を訪ねました。下界は朝から30℃を超える暑さとなりましたが、芸北は20数度の快適な天気でした。夏の花々が咲き揃うには少し早すぎるかなと懸念しながらの探訪でしたが、盛夏の花がもう咲き始めており、期待を上回る湿原の花を楽しめました。〔7月15日(月)海の日〕
↓ 夏の湿原を力強く彩るハンカイソウ(キク科メタカラコウ属)が見事に咲き揃ってきていました。蝶が蜜を求めて集まります。
↓ ノハナショウブ(アヤメ科アヤメ属)が最終盤ながらもまだ綺麗な姿を見せてくれました。園芸種のハナショウブの原種でノハナショウブと呼ぶのが正しいようです!
↓ ノリウツギ(アジサイ科アジサイ属)の白い花が、湿原の周縁を白く彩っていました。
↓ 木道が伸びる霧ヶ谷湿原です。後背のなだらかな山は掛頭山(1126.1m)です。
↓ クサレダマ(サクラソウ科オカトラノオ属)が咲き始めていました。
↓ ミズチドリ(ラン科ツレサギソウ属)の花穂も大きくなってきました。
↓ コバギボウシ(キジカクシ科ギボウシ属)は湿原では開花を始めたところでした。
↓ チダケサシ(ユキノシタ科チダケサシ属)も咲き始めでした。やがて原はこの花で薄いピンクの染められるでしょう!
↓ 木道の周りを白く彩っているのは元来は植生のマーガレット(キク科モクシュンギク属)でしょうか!
↓ 咲き始めのヒヨドリバナ(キク科フジバカマ属)です。
↓ ビッチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)は揃い咲きを始めていました。
↓ ミズチドリとビッチュウフウロのコラボレーションです!
↓ オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)も沢山姿を見せていました。
↓ 立派な木道の両側の草原には多種多様な花々が咲き、ハイカーの足はなかなか前に進みません!
↓ 見事に花開いたハンカイソウ(キク科メタカラコウ属)。
↓ 原っぱにミヤコグサ(マメ科ミヤコグサ属)の花が咲いていました。