6月28日のここに“Italeave(イタリーヴ”つまり「イタリアの離脱」という造語を書いたが、以前から水面下で欧州銀の不良債権ではスペインやイタリア、ポルトガル(ギリシャは言うに及ばず)が懸念されてきた。イタリアは手をゆるゆると政府が動いていたが、ニュースにもならなかった・・・というか、目に留まらなかった。しかし、今回の英国民投票の結果が離脱となったことで、その余波が及び報道されているように . . . 本文を読む
今週は重要指標の発表が控えBrexitからいよいよ米国景気に目が転じると思われる週。6月のFOMC議事録の公開もある。こちらは、予想を超える“ハト”となった会合ゆえに、どの程度のものであったか関心は高かろう。ただし、FOMC議事録も時に後で手を入れたんじゃないか?という内容の時もあるので、その点も踏まえてみる必要がある。
6月の米雇用統計は、前回失速した前月比の雇用者増加数の市場予想が17万5 . . . 本文を読む
本日のNY市場は独立記念日で休場。アジアの時間の午前から金が買われ、6月24日の同じアジア時間につけた1360ドル台をうかがう気配を見せたが、さすがに続かず上値を削る展開。さすがにNYが休みだと、薄いところを買い上がっても持続性に欠ける展開。
週末7月2日は、いまや恒例の年に1度の「Gold Festival」が、都内大手町の「よみうりホール」で開催された。
2つ目のセッションで初めて人 . . . 本文を読む
30日は、カーニーBOE(バンク・オブ・イングランド)総裁が、EU離脱で景気見通しが悪化していると警戒感を口にし、8月の政策決定会合にて利利下げの用意のあることを表明。株式市場はこれを好感。FTSE100は、他国に先駆けてBrexit前の水準を上回ることになった。
その流れは昨夜はNY株にも伝播し、こちらはBrexitをきっかけに来週の雇用統計を待たずに7月の利上げ観測は霧消し、ポスト・キャメ . . . 本文を読む