『ファニー・ガール』
---FUNNY GIRL---
1968年(アメリカ)
監督:ウィリアム・ワイラー
出演: バーブラ・ストライサンド、オマー・シャリフ 、ウォルター・ピジョン
“ショウ・ビジネスでは成功しない”という、ストラコシュおばさんの占いが見事に外れ、ファニー( バーブラ・ストライサンド)はジークフェルド氏(ウォルター・ピジョン)の舞台に立つようになる。
その手引きをしてくれたのは、有名なギャンブラーのニック(オマー・シャリフ)だった。
彼女は彼に恋をする。が、つれない放蕩児の彼が再びファニーに会ったのは一年後ボルチモアでのこと。
競馬で持ち馬を出走させる彼は彼女に求婚するつもりでいたが大損し、面目ないのでこれから豪華客船に乗り込みポーカーで一稼ぎするつもり、と告げて立ち去る。
ファニーは、すでに出港した客船をタグ・ボートで追いかけ自ら彼の胸に飛び込んで行く……。
(allcinemaより)
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アカデミー賞の季節になると、TVで放送されているのは知っていましたが、今まで見てなかったのです。
やっとTV録画して見ました。
20年代のジークフェルドのショウの大看板だったファニー・ブライスの伝記ミュージカルの映画化で、バーブラ・ストライサンドがアカデミー主演女優賞を受賞した作品です。
ということは、ファニー・ブライスなる人物は実在なのでしょうか~。
バーブラの迫力ある演技につきる映画ですネ。
美人でないが才能ある女性が、舞台で成功し人気者になる。
そして恋をし、家庭を持つ。夫のニックは彼女を愛しているが彼女の仕事と人気に愛情が潰されてしまう・・・。
舞台での成功と愛する人と人生を共にすることが相容れない現実を切なく歌い上げてのラストです。
ニック役のオマー・シャリフは、ドクトル・ジバコよりずっとずっと素敵でした!