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終着駅 トルストイ最後の旅

2011年06月26日 | こんな映画見ました~(洋画)
『終着駅 トルストイ最後の旅』
---THE LAST STATION---
2009年(ドイツ/ロシア)

監督:マイケル・ホフマン
出演:ヘレン・ミレン 、 クリストファー・プラマー 、 ジェームズ・マカヴォイ 、 ポール・ジアマッティ、 アンヌ=マリー・ダフ 、 ケリー・コンドン

『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』などのロシアの文豪レフ・トルストイの晩年を映画化した伝記ドラマ。
自らの財産をめぐってトルストイ主義者と呼ばれる信奉者たちと激しく対立していく妻ソフィヤに辟易しながらも、長年連れ添った夫婦ならではの決して一筋縄ではいかない愛の形を、秘書として新たに派遣されてきた理想主義の青年の視点からユーモアを織り交ぜ感動的に綴る。

ロシアの文豪レフ・トルストイ( クリストファー・プラマー)の許には、彼の自然主義的思想を信奉するトルストイ主義者が集い、共同生活を送っていた。
トルストイも彼らの活動を積極的に支援し、ついには“遺産は全てロシア国民のために使う”という新たな遺言への署名にも同意する。
ところが、50年近くも連れ添い、夫を献身的に支えてきたソフィヤ(ヘレン・ミレン)にとっては寝耳に水の話。
家族のための遺産を手放してなるものかと、必死の行動に出る。
それは、夫婦の間に深い溝を作ってしまう。
そんな中、新たな個人秘書として憧れの文豪のもとにやって来た青年ワレンチン(ジェームズ・マカヴォイ)。
少々世間知らずながら、その誠実さでトルストイ、ソフィヤ両方から信頼され、2人のありのままの姿に接していくことに。
そうして、愛の理想を謳い上げるトルストイが抱えるままならない愛の現実に困惑してしまう。
さらに、トルストイ主義者の奔放な女性マーシャ(ケリー・コンドン )に心奪われ、ますます理想と現実の狭間で混乱を深めていくワレンチンだったが…。


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この映画、私はとても面白かったです。
 
トルストイというとロシアの文豪で知らない人はないと思いますし、作品名もよく知られています。
でも、その一生がどんなであったかは私は知らなかったし、実際調べてみようと思ったこともありませんでした。
ロシアの文学と言うと硬くて重い、、、という印象でしたが農民とともに歩もうとした思想家だったと知っていれば、もっと本も読んだかな・・・。
 
映画のキャストが素晴らしかったです。
ヘレン・ミレン 、 クリストファー・プラマーはもちろんのこと、その二人の語り手であるジェームズ・マカヴォイも良かったですネ。
 
 
ヴィヴィアン・リーの「アンナ・カレーニナ」も良かったけど、再見するならソフィーマルソーの方でしょうか。。。
やっぱり本は読まないか、私。。。
 



コメント (2)
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