くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

陸つなぎの孤島

2011年03月13日 17時21分36秒 | ひとりごと

生まれた時から関西に住んでいると関東以北には縁もなさそうに思うのだが、人の繋がりとは異なもので、なんやかやと繋がるもののようだ。

今回の東北地方太平洋沖地震で安否が心配な知人も結構居る。

従姉妹の子供は姉弟とも岩手県立大を出て社会人になっている。
前回の中越地震の時は実家(上越市=新潟)から岩手の寮(ワンルームマンション)住まいで難を逃れた。
寮母サン一家とは未だに連絡が取れていない。

8年ほど前にウェブサイトで知り合った宮城県・仙台市の少し南の美術の先生。
伝言ダイヤルでも、福島県在住のお母上が『心配しています。連絡下さい』と伝言を入れて居られたが消息不明。

東京・埼玉・神奈川の親戚は全て無事。
千葉・成田付近の親戚はご近所のお宅では棚やテレビなどが落ち、かなりの被害があったそうだが、ココだけ不思議に家具が少しずれた他は木彫りの観音像が倒れて手が折れた程度で、最小限の被害で収まったようだ。
「日頃の信心で観音様が身代わりになってくれたようですね。」と言うと『まさに貴方の言う通り』だと喜ばれた。


品川の事務所を拠点に晴美、新木場、有明の各埠頭を巡る我が総領の甚六クンは、津波の到達する前に事務所に居たものの電車が動かず千葉・西船橋の社宅に帰れず、事務所で一夜を明かしたそうな。
昨夜帰宅すると、下駄箱の上に置いてあった飾り物が落ちていたとか。


岩手・宮城の知人の消息が知れるには、あとどのくらい必要とするのだろうか?

寒く暗い夜を過ごしているのだろうと思う。
唯一、学校が春休みに入る時期だったのが救われる気がする。

 

   私達に無理なく出来る限りの支援を考え、被災地の皆さんを応援しよう!