鞍馬から牛若丸が出でまして名も九郎判官・・・ああ、義経義経
上方落語青菜の一節である。
何のこっちゃ ? そらそうですわな。
この落語については 【上方落語メモ第1集】その五 (クリック)をご覧頂くとして
ご隠居さんが仕事を終えた庭職人に酒や肴を馳走して、青菜があったと思うが食べて行くかと訊ねて奥方に用意させようと呼んだところ、すでに食べつくしてありませんと言うことを「名(菜)も九郎(食ろう)判官」と進言してきたので、隠居も「義経(良し)義経(良し)」と返したという上級社会の粋なやりとりの話。
その牛若丸が幼少の頃を過ごしたという鞍馬寺に、他のヤボ用絡みで寄ってきた。
通常はJRの京都駅からバスや京阪電鉄で叡山電鉄の起点
出町柳駅まで行き、終点・鞍馬駅へ行く。
バスで直接行けなくもないが1日4便程度しかない。
車で行ってもオフシーズンの平日ぐらいしかが空いてない。
今回はその平日で、車で訪れる人も駐車場のキャパで収まる
程度のはずだったのでで寄った。
駅前へ出るとすぐに目に付くのが鞍馬の天狗。
そして土産物屋や飲食店が門前町としてちらほら並ぶ。
ハイキングコースとしてここから鞍馬寺を参拝し、源義経ゆかりの地をめぐり、ひとつ手前の貴船駅まで約4Kmの山道、足元が木の根っこが張り巡らされた場所や小さな祠などもあったりして、参拝を含めて2~3時間の行程となる。
今回はここまで来て寺に参拝無しで帰っては毘沙門天・千手観世音
・護法魔王尊の罰も当たろうということだったのでショートカットして
ケーブルカー(片道100円)で参拝(200円)のみさせてもらった。
それでも仁王門から多宝塔~ケーブルとケーブルから霊宝殿~本殿金堂まででもそこそこの階段を登ることになる。
次の食べ物編に 続く・・・