くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

小さな物語

2011年03月14日 22時58分02秒 | ひとりごと

東北地方太平洋沖地震で直接の大きな被害を受けた地域である宮城県の知人は、とりあえずの生存確認が直接ではないにしろ伝わってチョッと安心。
岩手県の二組は相変わらず不明である。

 

少し離れた地域の話が追いかけて聞こえてくるようになった。

千葉の知人;
  家族も家屋も大きな被害はなかった。 娘が修学旅行で台湾から帰国するのに成田には
  降りられなくなって気をもんだが、無事に帰ってきた。

 

奈良の知人;
  息子が福島県のスポーツ有名校に入学が決まっているのに、事故の真っ最中の原発の
  近くの学校で、とてもそんな危険だと分かっているところに行かせられない。
  しかし合格が決まったので他の高校など一切受験していないからどうしたものか。

 

他にも見えないところでいろんなストーリーが繰り広げられているようだ。
被災地の親戚・知人に送るためか? 各売り場から全く姿を消したモノがある。

 

埼玉の親戚から応援要請メールが届いた。
 計画停電が決まってから電池を求めようとアチコチ走り回ったが、陳列台には全く無い
 そうだ。
 周辺の関東・甲信越在住の親戚を全て聞いてみたけれど、どこもかしこも同じ状況。
 徐々に範囲を広げてウチに辿り着いたらしい。
 地震の翌(12)日、我が家の防災用に買っておいた時にはまだ一杯あった単一電池が、
 何処へ行っても見当たらない。

新潟の初孫が生まれて間もない親戚からメール。
 紙オムツが売り場から忽然と消えてしまった。 と言う。
 奈良にはまだ陳列はされていたけれど、たぶん数日中にはコチラにもなくなるかも。


何を送ってあげるにも宅配業者は「いつ届くか保障できない」と渋る。
分からなく無くもない。

 

仕事の関連でシステムキッチンやシステムバスなどを含む住設製品の納期が全く掴めない
となった。
今日始めたシステムバス取替え工事も、朝一番に商品の配送を確認したが、返答が15時
を過ぎた。
設置工事の下見にメーカーの施工担当が昼過ぎに現況を見に来たが、「明日の工事予定の
商品は間違いなく届くの?」と確認すると『なんとも言えない状況でして・・・』だと言う。
何をしに来たのか?

既に4~5日先の工事予定の配送は見合わせると打ち出したメーカーもある。
箱物商品の製造工場が群馬や茨木に多い。

どうなる?日本?  普段でも納期2週間待ちが「一ヶ月以上としか言えません。」と言う。

 

   私達に無理なく出来る限りの支援を考え、被災地の皆さんを応援しよう!