陶芸の日でした。 しかし暑かったぁ~。
昨日の奈良観光の続きです。
9時出発の予定が少し早めに出れたので、すぐに斑鳩へ向かわずに奈良公園を奥へと車を進め
もし昨日にもう少し歩けたら行こうと思っていた春日大社の駐車場方面に向かいました。
叔母はどこへ連れて行っても喜んでくれるのが解かっていましたが、叔父にそんなに歴史の興味も
無いのがよくわかるので「この奥が春日大社」と知らせただけで通過して『中元万灯篭』や式年遷宮
の話題を少し話しながら、手向八幡宮の方に迂回して若草山の麓に。
大阪の小学校でもここまで遠足に来て、クラスの誰か一人は弁当のおにぎりやゆで卵を転がして
クラスメートの失笑をかうものだったというエピソードなど。
手向八幡宮の奥に「お水取り」で知られる東大寺・二月堂なんかもあると説明しながら一回りして
9時になったので予定の斑鳩へ。
途中の大和郡山では盆地のほぼ中央部でイチゴ、イチヂク、金魚の特産地だと説明しました。
斑鳩の里に入っては法起寺、法輪寺の三重塔と周って裏道から法隆寺に到着しました。
約1時間半ほど法隆寺の西院伽藍(金堂は改修工事中)の薬師三尊像及び四天王像を拝観。
大宝蔵院では百済観音堂を中心して小学校の社会の教科書でも有名な夢違観音像(白鳳時代)・玉虫厨子(飛鳥時代)・蓮池の上に座す金銅阿弥陀三尊像を本尊とする橘夫人厨子(白鳳時代)
など、わが国を代表する宝物類を多数見てもらいました。
東院伽藍の夢殿の八角円堂の中央の厨子には聖徳太子等身と伝わる秘仏救世観音像(飛鳥
時代)がたまたまこの時期18日まで夢殿本尊開扉法要と偶然ながら拝観することが出来ました。
ここまで来たらお隣の中宮寺に行かない手はありません。
おかげで僕も、仏像の中で一番好きな如意輪観世音菩薩半跏思惟像を
久しぶりに拝むことが出来ました。
実は今回の旅の初日に、普段なら1時間ほどで羽田に着く列車に乗り
別の場所の事故により2時間遅れの3時間かかって羽田に。
予約していた飛行機に乗れず、振替の飛行機で伊丹の大阪空港に
来たために、「往復をマイルが貯まったタダで来たからかな?」と
気分的に叔父が凹んでいたのでした。
帰りは16時半の予約だったですが、御昼を食べ終わった頃から
叔父がソワソワしていたので、少し我が家に寄ってもらっただけで
14時には伊丹に送り届けてお暇しました。