安曇野 わさび 水

いま、ワサビの収穫の真っ盛りで、穂高を歩いていると収穫したワサビを茎と切り離し、イモを削っている作業現場にいきあう。家族やご近所さんがお互いに担いながらの作業である。「今年の出来はどうですか？」と聞くと、「まあ、平年なみだな」と答えが返ってくる。安曇野の水は冷たくておいしい。ワサビ田の隣には昔からマスの養殖場がある。木立に囲まれた中での作業が続く。近頃、この水をくみ上げミネラルウォーターとして販売する工場ができた。水位が下がらないかどうか心配の声を聞く。