長野県議会危機管理建設委員会の県外視察三日目。釜石市役所で、財務省から出向している副市長から「これら災害公営住宅の建設などにむけて3600人の地権者と交渉がある。合意形成が大変。」という挨拶。津波は後ろに見える市役所の階段の上まで来たそうだ。
鵜住居地区、遠くに鵜住居小学校の残骸が見える。鵜住居中学校の生徒が地震のあと津波を想定して小学生の手をつなぎ、保育園児を背負い避難をして一人の被害も出さなかった場所です。私たちが立っている場所がJR山田線鵜住居駅。ここは、高台移転を中心に復興するが、漁港のある東部地区は背を急峻な山に囲まれており移転する高台がなく、防潮堤と緑地マウンド整備で、減災し、2mの浸水を想定した町づくりを進めるということです。