
栃木県議会は3.11東日本大震災への対応で、年10回の補正予算を組まざるを得ず、その際三回は知事の専決で行われ、議会のチェックができなかった経験から通年議会を導入しました。その後竜巻災害の時、臨時議会で対応し補正予算を組むなどの成果があったということでした。通年議会が故に閉会中審査はなく代わりに特定テーマでの集中的な審議が行われていることが特徴です。例えば電子県庁のあり方、地域ホウカツケアシステムについて、男女共同参画など。


神奈川県議会の調査です。年4回の定例議会を9月と12月を一緒にして会期は三回としています。これにより栃木県議会と同様に専決処分は減っているとのことです。議会開会日はこれまでの100日から200日になりましたが会議が増えたわけではないこと、これまで午後1時開会を10時に変えて経費は変わらないそうです。議場の各机の下には非常用の簡易ヘルメットがありました。