

地元の岡田元気会の皆さんと、松本市内田にある重要文化財「フランス式階段工」をはじめとする明治の時代から長い年月をかけてつくられた石積の治水施設群を視察しました。
鉢伏山を源流とする牛伏川は、大地震や火災などにより荒れ果てて、土石流は当たり前一帯を埋めつくし、遠く信濃川河口の新潟まで土砂を運んでいました。


そこで、内務省直轄事業として始められた治水工事は、富山の石工職人などにより石積による河川整備が東京ドーム21個分の広大な山中で行われました。
特に水の流れを弱めるための階段工は、その美しさも見るものに感動を与えるものです。


松建小屋と熊の引っかき傷