goo blog サービス終了のお知らせ 

こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

憲法ゼミを開催します。

2016-09-26 10:47:30 | お知らせ

憲法ゼミ生を募集します

2016年7月の参議院選挙で自民党が単独で過半数を確保、与党である公明党、改憲を目指す日本維新の会と合わせて、参議院でも3分の2を確保し、安倍首相は「憲法改正」に強い意欲を示しています。

憲法改正発議が実際に行われれば、有効投票数の過半数で成立するため、有権者が1億人で投票率が50%であるならば2500万人の賛成で、つまり有権者でない人も含めれば、わずか国民の5分の1で憲法は改正されることになります。憲法改正が現実味を帯びてきました。

そこで、現行憲法と比較しながら自民党「日本国憲法改正草案」を批判的に学ぶ憲法ゼミを開講することとしました。

具体的には、信州大学の成澤孝人教授にチューターをお願いし、自民党改憲草案と現行憲法を読み合わせ、みんなで分担してレポートし、みんなで議論するゼミ方式で行います。

これからの運動を担う皆さんの積極的なご参加をお願いします。

 

第1回憲法ゼミ

日 時 10月3日(月)18時~20時

場 所 松本市勤労会館2F第4会議室

内 容 1回目は中川が「憲法前文」をレポートします。その後レポーターの分担と次回以降の日程を相談します。

資料代 一人1回500円

主 催 松本地区護憲連合(問合せ:中川博司090-2623-0544)

申込み FAX0263-33-1280 メール white.otti@gmail.com

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憲法ノート 前文その1

2016-09-26 10:38:00 | 憲法ノート

現行の日本国憲法(以下現行憲法)の、最大の特徴は、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」とあるように、「不戦の決意」と言っても過言ではありません。

そしてその不戦の決意の根源は「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する」という普遍的な「平和的生存権」です。日本国民にだけ認められる平和的生存権だとしたら、過去の戦争が自衛のための戦争であったように、日本国民を守るために戦争ができてしまいます。しかし、「全世界の国民」に均しく「平和的生存権」があることで、日本国民もそして他の国の人の「平和的生存権」を守ろうとすれば戦争は起きるはずがありません。それは「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」という言葉にも表れています。

自民党「日本国憲法改正草案」(以下改憲草案)では、この「不戦の決意」と「平和的生存権」が、すっぽり無くなっています。この点については、改憲草案Q&A(以下Q&A)の中でも全く触れられていません。

改憲草案の大きな柱は、「自衛権を認め国防軍をつくる」ことにあります。ですから、そのために「日本国民は、国と郷土を誇りと気概をもって自ら守」る義務を前文に象徴的に書き込んでいます。これまでの政府解釈は、自衛権はあるが憲法9条の2項で「戦力の不保持」と「交戦権の否認」をしていることで、自衛のための戦争もしないという解釈をしてきました。

しからば自衛隊はなんぞやということになりますが、自衛隊は急迫不正な攻撃に対して必要最小限度の実力行使をする組織という位置づけです。

これに対してQ&Aでは「特に問題なのは、『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』という部分です。これは、ユートピア的発想による自衛権の放棄にほかなりません」と、全く現行の憲法の言っていることと、太平洋戦争後、朝鮮戦争にもベトナム戦争にも巻き込まれなかった歴史を否定しています。

いま、日本を取り巻くいわゆる「安全保障」環境に変化があることは否めません。しかし、日本はあくまで「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し」た平和外交で解決を目指すのです。武力で平和をつくれないことは、アフガニスタンやイラクを見ても明らかです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第457回月曜の声

2016-09-26 10:33:10 | 政策・訴え・声

 

社会民主党松本総支部定例の松本駅前での街頭宣伝、第457回月曜の声。今日から始まる臨時国会の課題(補正予算、TPP、南スーダンへのPKO)、9.19から1周年の決意などについて訴えました。(動画あります)

ノボリ旗のポール台を購入し初見参。これまでは石柱にヒモで縛り付けていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする