朝は平田の交差点で「中川ひろじのおはよう街角トーク」。本日長野では市民と野党の共同のテーブルが開催され、参議院選挙に向けて国民民主党の羽田雄一郎氏と政策協定調印式があるが、松本地域振興局の地元県議会議員との懇談会があり、長野の方は竹内代表に出席をお願いする。
松本地域振興局と地元県議会議員との懇談会では、各部署や出先機関の今年度の主要な取り組みの説明を聞き、議員からの質疑も行われた。松本管内には多くの県の出先機関がある。地域振興局、消防防災航空センター、松本空港管理事務所、中信県税事務所、中信消費生活センター、松本児童相談所、波田学院、松本保健福祉事務所、松本食肉衛生検査所、計量検定所、工業技術センター、松本技術専門学校、中信労政事務所、若年者就業サポートセンター、松本農業改良普及センター、野菜花き試験場、畜産試験場、林業総合センター、松本建設事務所、奈良井川改良普及所、安曇野建設事務所、犀川安曇野流域下水道事務所、犀川砂防事務所、中信会計センター、松塩水道用水管理事務所、中信教育事務所、体育センター、総合教育センター、生涯学習推進センター、塩尻警察署、松本警察署、安曇野警察署、以上34所。
時間の関係もあり、この中から特に地域振興局からは①信州まつもと空港の利用促進と空港を活用した観光地域づくり、②大規模地震対策の充実強化、③交通軸の整備による人と物の移動を活かした郷土づくり、について説明がありました。このなかで私が興味をもったのは③で、特に中山間地域の魅力向上に向け、〇地域公共交通体系の課題整理、あり方の研究、〇広域的な移住促進対策の検討、〇時間帯デマンド型乗合バスの運行(筑北村)、子育て環境の充実による移住地としての魅力向上(朝日村)である。
松本市内でも、公共交通の不便さからも過疎化が進み、子どもの数が減っている地域がある。わたしは移住は仕事と住まいとセットで進めることが大切だと感じている。公共交通は、広域で運行が期待される路線がることは事実であり、現にそれぞれの自治体が協力して運行している。小さな自治体にとってその経費は大きく、県も含めた法定協議会の設置により負担を軽減すべきではないかと考えている。
次に、消防防災航空センターからの説明で、昨年度新たな消防防災ヘリの導入を決め、25億560万円で契約した。令和2年度に機体の引き渡しが行われ、訓練を重ねた後、令和3年4月に活動を開始する予定となっている。現在のリース料は単年度でいくらになっているのか後日お聞きしようと思う。
説明はなかったが、最近課題となっている児童相談所の相談状況も気になるところだ。資料によると児童虐待対応については29年度494件→30年度599件(+105件)、内容を見ると身体的虐待が82件→126件、心理的虐待302件→378件が気にかかる。児童虐待が増えていることの背景等についてもお聞きしたい。また相談体制が十分かも気にかかるところだ。
松本保健福祉事務所の説明のなかでは、これも最近の課題となっているいわゆる「ひきこもり」への対策状況。精神保健福祉法による通報などにより対応が開始されるが、日常的にソーシャルワーカーとつながる仕組み作りが必要だと感じている。
松本食肉衛生検査所に関わる課題では、施設の今後のあり方について、関係団体による相談する仕組みが必要だと思います。
長野県工業技術総合センターからは、熱のこもったお話がされた、いかにこのセンターを利用してもらうのかが課題です。
中信労政事務所の資料で労働相談件数が29年度222件→30年度601件に大幅に増加している。相談件数が増加している背景と相談内容別で何が増えているのかお聞きしたい。
畜産試験場の資料に「新たな信州オリジナル地鶏の開発」とあるが、「信州黄金シャモ」はどこへいったのだろう?
松本家畜保健衛生所からは「豚コレラへの対応について」説明があった。そもそも愛知で発生した時点での対応が悪かったのではないかという疑念が残るが、今後の対策はとられているのだろうか?
松本建設事務所の説明の中で気にかかったのは、これも最近の課題となっている通学路の安全対策だ。確か新潟の事故があって全県で安全点をして対策が行われたはずだが、県道の中にはその時の対策が行われないまま今日まできている箇所があると聞く。確認をしたい。
犀川砂防事務所管内の仕事だと思うが、筑北村で砂防ダムをつくるために600本もの木を伐採したという話を聞いた。現場を見させていただきたい。
生涯学習センターの本年の講座を見ると私も参加したい講座がたくさんある。是非広く周知をお願いしたい。