こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

20191011 会派県外視察その2 兵庫県男女共同参画センター

2019-10-11 13:57:41 | 健康福祉


長野県議会「改革・創造みらい」の県外視察2日目は、「兵庫県男女共同参画センター・イーブン」です。長野県でいえば岡谷にあるアイトピアです。
スタッフが、充実していて非常勤で企画担当2人、アドバイザー2人、相談員3人、保育士2人います。
最近の特徴として、女性の有業率が5年前と比較して3.8ポイント上昇全国順位が46位から41位に。育児中の女性有業率も、9.3ポイント上昇し、全国46位から38位に改善しています。有効求人倍率が高止まり、働く場所かあるという客観的条件の変化はありますが、センターを中心に女性就業支援をしっかりやってきた印象があります。


また、男女共同参画に関わる情報図書が豊富で、特に災害関係は全国でも、ここしかないそうです。
戻って長野県の状況を確認して問題提起ができるようにしたいと思います。

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20191010 会派県外視察その1 川西市子どもの人権オンブズパーソン

2019-10-11 09:12:16 | 健康福祉


長野県議会「改革・創造みらい」の県外視察で兵庫県川西市「子どもの人権オンブズパーソン」の勉強をさせていただきました。
川西市の「子どもの人権オンブズパーソン」は、全国で最も早く1998年12月に子どもの人権条約に基づいて「子どもの最善の利益」を守るためにつくられました。
今年の3月20周年の記念誌が発行されています。
全国に先駆けてつくられた「子どもの人権オンブズパーソン条例」に基づいて、弁護士・大学教授らがオンブズパーソンとなり、嘱託の調査相談専門員4名(通称 相談員)、専門員10名、事務局1名の体制からなっています。
具体的な活動は、これも条例に基づいて「相談」「調整」「調査」「広報啓発」「オンブズパーソン会議と研究協議」が行われています。
この20年間で、子どもを取り巻く情勢の変化があります。全国学力テストの導入、特別支援教育、いじめ新法、そして貧困と格差の拡大という親の状況の変化もあります。
こうした変化に対応しながら、課題としてこれまでの相談、調整、個別救済というところに、「自己発意」に基づく調査とか制度改善というアプローチを効果的に組み込んで行くかが重要と提起されています。
川西市の「子どもの人権オンブズパーソン」は、この20年間に53件の関係機関への申立て・自己発意が行われています。
長野県も子どもの支援条例がありますが、電話相談が主となっています。県という立場からはやむを得ないことだと思いますが、直接子どもたちの相談にのれる体制が必要不可欠なことだと思います。

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