

長野県議会環境商工観光委員会の松本管内現地調査に出席し、最初に概況についてお聞きしました。現地議員は質問ができませんでしたので、あとで地方事務所に確認しようと思います。
①元気づくり支援機で自然エネルギーに取り組むところはどこか?
②松本地域での放射能検査の状況は?
③地下水の硝酸性窒素は、科学化学肥料が原因か?
④管内の雇用等の動向は、全国・県と比較して大きな流れは同じだが、振れが大きいのは何故か?
⑤中信労政事務所、ジョブカフェ信州、パーソナルサポートセンターの関係は?
⑥近年松本管内の賃金水準が高いがなぜか?
続いて場所をキッセイコムテックに移し、メディカル産業創出の取り組みついて関係者から説明を受けた。
最初は、松本市平尾商工部長で、「健康産業の創出を目指す松本市の取り組み」が話されました。行政サービスの周辺にある需要から健康産業の可能性を探り、長野県・信州大学・経営協議会・テクノ財団等との連携からヘルバレーを実現し、行政として医療福祉産業の立地を促進していくというお話でした。
次に、長野テクノ財団メディカル産業支援センター岡本マネージャーから「メディカル産業支援センターの事業紹介」で、①メディカル入門啓蒙活動として薬事法関係の講演会を行う、②医療機器の現場ニーズを病院や企業現場から発掘し、特徴ある長野県内企業の技術シーズとの出会い・繋がり・、医・工連携による製品化、部品の販路開拓を支援、③海外販路開拓と国際交流、を行っているというお話でした。
続いてキッセイ薬品工業株式会社研究本部の赤羽氏の「企業におけるメディカル産業への取り組み事例について」では、イノベーションで産学官連携の現状やヘルスケア事業について紹介をしていただきました。
最期に、キッセイコムテック河田事業部長から「メディカル産業創出の取り組み」として、医用画像システム、生体信号解析ソフトウェア、動作解析パッケージ、睡眠計測サービス等について説明を受けました。
本郷議員から「メディカル産業界での日本の世界の中での位置、また長野県の位置は」という質問に対して、「日本は米国・ヨーロッパに遅れている。国内ではこれからだが絞った取り組みをしていきたい」というお話でした。
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