7月8日松本市大野が小中学校を考える会の皆さんが県教育庁へ教員の増員要請の陳情をしました。私は文教委員という立場で出席させていただきました。大野川小中学校は、現在小学校1-2年5人、3-4年4人、5-6年5人、中学1-2年8人、3年3人の複式学級となっています。複式学級については国の基準はふたつの学年あわせて16人以下の場合、中学校は合わせて8人以下の場合、2つの学年で一つの学級を編成することを国の基準としていますが、長野県では8人以下とし、さらに県費・市町村費により複式を解消しているところですが、昨年は複式学級をもつ学校が9でしたが、今年は15へ増えています。
こうした状況をふまえ県は「少子・人口減少社会に対応した活力ある学校環境のあり方及び支援方策」を今年4月に発表しています。
先の文教委員会でも私から大野川小中学校を例にとりながら県の取り組み状況について質疑を行いました。
①中山間地域を多く抱える長野県では、今後さらに子どもの数が減っていくことが予想されること。しかし、地域によって減り方は一様ではないので、「この学校域では今後どうなる」というより具体的なシュミレーションを行うべきではないか。
②現状の中で県としての市町村教育委員会への支援として、「複式学級解消教員」「複数免許所有者」「中学校非免許解消非常勤講師」の配置、他の学校とインターネットで接続しての授業、小中一貫教育などの研究を行っています。
大野川小中学校のPTAの皆さんからすれば、高校受験前の中学生に少なくとも主要5教科の教師は配置してほしいということは切実な要望ですね。
(ちなみにカーネーションは、いま県庁1階に飾られていて通行される皆さんの目を楽しませてくれています)
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