7月4日朝日新聞 「ヘリ操縦不足深刻」
県消防防災機一人態勢出動できぬ日も、自前での養成決め消防職員から募集、要請の場少なく高い免許取得費「国土交通省によると、ヘリ操縦士は2013年1月現在、全国で1096人。6割が民間、4割が警察や海上保安庁。半数が50歳以上、免許取得費用は1300万円。
御岳関係
10月2日中日新聞「警戒レベル2出せた 典型的な前兆専門家が指摘」岡田弘北海道名誉教授は「水蒸気爆発の典型的な前兆現象が見られ、レベル2に引き上げるべきだった。現地に密着した専門家不足」岡田氏が注目するのは、御岳山で9月10、11日にそれぞれ52回、85回起き、その後噴火前日まで各日3-27回続いた点だ。「気象庁は地震が減り、活動が終わったと判断してしまった。しかし地震は一定回数で継続し、異常は続いていると見るべきだった」と指摘している。
10月11日信毎「後手に回った警戒対応、微動・地殻変動観測せず気象庁警戒レベル据え置き、過去データー想定超え噴火」
東京大手町の気象庁火山課が御岳山の異変に気付き、対応を検討し始めたのは9月10日。火山性地震が前日の10回から52回に急増し、その後も増え続けていた。11日午前中には「火山の状況に関する解説情報」を出し、関係自治体(長野、岐阜両県と木曽町、王滝村、高山市、下呂市)に連絡した。
同課は並行してレベル2への引き上げについて検討した。熱水やマグマなど地下の流体の動きで起きるとされる連続的な振動「火山性微動」、91年は噴火の半月ほど前から、07年は数ヶ月前から断続的に火山性微動が発生した。噴火の前兆現象として起きるとの指摘もあり重視していたが今夏は見られなかった。唯一把握できた異変は火山性地震の回数。しかし、これも過去2回と比べると少なかった。07年には噴火の約2ヶ月前に1日最大164回を記録、91年も137回を数えた日があったのに対し、今回は9月11日に85回に増えて以降は、多い日に20回台と小康状態で推移した。
名古屋大学大学院地震火山県研究センターの山岡耕春教授は、低周波地震の発生に注意を払うことや、火山性微動を安息した場合は「水蒸気爆発を考えるべきだ」と指摘したという。
10月11日信毎「気象庁地震火山部土井管理課長に聞く」
噴火前の9月10、11日に火山性地震は増えていたが、その回数は2007年の前回噴火と比べても少なく、その後減少し、地殻変動にも変化がみられなかった。噴気の活動にも変化がなかった。
10月13日毎日「異常気象気象庁に届かず 噴煙の高さ、普段の倍以上/山小屋まで異臭、御岳山地元が察知」
開田高原でペンションを経営し、登山ガイドの資格を持つ鈴木一光さん(51才)は噴火5日前の9月22日正午ごろに見た光景が、脳裏に焼きついている。御岳山のピークの一つ「継母岳」の南東側の谷間から、もくもくと上がる白っぽい噴煙を目撃した。年間20日以上登っているが、山頂より500m以上低い場所から噴煙が上がるのを見たのは初めてだった。
9合目の山小屋「覚明堂」の管理人、瀬古文男さん(67才)は、噴火の数日前から気にかかることがあった。「山小屋まで硫化水素の臭いが漂ってきている」。9月上旬に火山性地震が相次いでいたこともあり、噴火前日の同26日正午ごろ、山頂周辺の噴出口に向かうと、普段の倍以上の高さまで噴煙が上がっていた。「いつもはふわふわと立ち上がっているが、噴火前日はシューシューと勢いよく出ていた。
10月15日中日「御岳山噴火危険信号の可能性 35年前も硫黄臭」
県消防防災機一人態勢出動できぬ日も、自前での養成決め消防職員から募集、要請の場少なく高い免許取得費「国土交通省によると、ヘリ操縦士は2013年1月現在、全国で1096人。6割が民間、4割が警察や海上保安庁。半数が50歳以上、免許取得費用は1300万円。
御岳関係
10月2日中日新聞「警戒レベル2出せた 典型的な前兆専門家が指摘」岡田弘北海道名誉教授は「水蒸気爆発の典型的な前兆現象が見られ、レベル2に引き上げるべきだった。現地に密着した専門家不足」岡田氏が注目するのは、御岳山で9月10、11日にそれぞれ52回、85回起き、その後噴火前日まで各日3-27回続いた点だ。「気象庁は地震が減り、活動が終わったと判断してしまった。しかし地震は一定回数で継続し、異常は続いていると見るべきだった」と指摘している。
10月11日信毎「後手に回った警戒対応、微動・地殻変動観測せず気象庁警戒レベル据え置き、過去データー想定超え噴火」
東京大手町の気象庁火山課が御岳山の異変に気付き、対応を検討し始めたのは9月10日。火山性地震が前日の10回から52回に急増し、その後も増え続けていた。11日午前中には「火山の状況に関する解説情報」を出し、関係自治体(長野、岐阜両県と木曽町、王滝村、高山市、下呂市)に連絡した。
同課は並行してレベル2への引き上げについて検討した。熱水やマグマなど地下の流体の動きで起きるとされる連続的な振動「火山性微動」、91年は噴火の半月ほど前から、07年は数ヶ月前から断続的に火山性微動が発生した。噴火の前兆現象として起きるとの指摘もあり重視していたが今夏は見られなかった。唯一把握できた異変は火山性地震の回数。しかし、これも過去2回と比べると少なかった。07年には噴火の約2ヶ月前に1日最大164回を記録、91年も137回を数えた日があったのに対し、今回は9月11日に85回に増えて以降は、多い日に20回台と小康状態で推移した。
名古屋大学大学院地震火山県研究センターの山岡耕春教授は、低周波地震の発生に注意を払うことや、火山性微動を安息した場合は「水蒸気爆発を考えるべきだ」と指摘したという。
10月11日信毎「気象庁地震火山部土井管理課長に聞く」
噴火前の9月10、11日に火山性地震は増えていたが、その回数は2007年の前回噴火と比べても少なく、その後減少し、地殻変動にも変化がみられなかった。噴気の活動にも変化がなかった。
10月13日毎日「異常気象気象庁に届かず 噴煙の高さ、普段の倍以上/山小屋まで異臭、御岳山地元が察知」
開田高原でペンションを経営し、登山ガイドの資格を持つ鈴木一光さん(51才)は噴火5日前の9月22日正午ごろに見た光景が、脳裏に焼きついている。御岳山のピークの一つ「継母岳」の南東側の谷間から、もくもくと上がる白っぽい噴煙を目撃した。年間20日以上登っているが、山頂より500m以上低い場所から噴煙が上がるのを見たのは初めてだった。
9合目の山小屋「覚明堂」の管理人、瀬古文男さん(67才)は、噴火の数日前から気にかかることがあった。「山小屋まで硫化水素の臭いが漂ってきている」。9月上旬に火山性地震が相次いでいたこともあり、噴火前日の同26日正午ごろ、山頂周辺の噴出口に向かうと、普段の倍以上の高さまで噴煙が上がっていた。「いつもはふわふわと立ち上がっているが、噴火前日はシューシューと勢いよく出ていた。
10月15日中日「御岳山噴火危険信号の可能性 35年前も硫黄臭」