リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

アップルの意地悪?

2020年11月18日 15時32分02秒 | 音楽系
最近ソプラノの増野由香さんとコラボ作品をオンラインで制作するべく、いろいろやりとりをしています。まだ公開できる段階ではありませんが、とりあえずSally Gardens を試しに作ってみました。

発音のアドバイスなんかもiPhoneでビデオを撮ってそのリンクを送って彼女に見ていただいています。でもリンクを作るまでにちょっと手間取りました。

iPhone の中にあるビデオクリップをクラウド(Dropbox)に上げる必要があるのですが、まず最初にやってみたのが、iPhoneのメニューにある「Dropboxに保存」ですが、11分くらいのビデオだとダメ見たいです。短いのはOKでした。さんざん待たされた挙句、できませんといわれるのはつらいです。

ではということで、今度はケーブルで接続してみました。これがなかなか不安定で、PCの方でiPhoneを 認識したりしなかったり・・・存在を認識してもフォルダがなかったり、フォルダがあっても中身が空っぽだったり、意味不明のメッセージが返ってきたり。さんざん時間の無駄をさせられて、わかったのはできないということです。

最初からこれでやっておけばよかったのですが、次に試したのはApple iCloudです。これはすんなり行きました。iCloudは5Gくらいでしたか、少しは無料ですが、それ以上になると月何円か払ってくださいというサブスクになります。

Dropbox行は一応できるように見せかけてはいますが、条件があって使いづらくしてあり、結果的にiCloudを使うよう誘導されたような感じです。そして一定の容量を超えると有料になりそこでがっぽり儲けるという仕組みが見えてきます。最初から他社のクラウドはダメですとは言っていないけど、使うのが不便なようにして意地悪するなど、中々巧妙です。しっかりしたビジネスモデルを持っています、アップルは。まぁ普通の言い方ではこういうのはガメツイというんですけど。

Sally Gardens のオンラインコラボ自体はすべてPCで作るので特に問題なく試作品が完成していますこのあと「本番」の録音を完成させて、あとはいわゆるプロモーションビデオと同じような手法で制作してYouTubeで見られるようにする予定です。詳しい制作過程は公開できるようになったときにお知らせしましょう。