リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

懐かしの楽器たち(17)

2021年09月10日 22時47分23秒 | 音楽系
さて21世紀に入ってから購入したりお譲りした楽器は「懐かしの楽器たち」ではありませんので、リュート系の楽器についてはこのくらいにしたいと思います。

あと楽器として懐かしいのは小学校に入った頃のヴァイオリンですが、これはもはや影も形も残っていません。多分これがヴァイオリンを弾いている私と思われる唯一の写真です。



どの子が私なのでしょうか。父親が作った写真アルバムに貼ってあった写真です。まさかよその子供の写真を貼る訳はないので、この写っているだれかが私なのでしょう。そういや記憶があるようなないような。

しかしヴァイオリンは小学校の3年生頃に「足を洗う」ことになりますが、この短い間、もっとも当時の私としては人生の1/4くらいは費やしたわけなので長かったのですが、得られたことはとても大きなものがあります。

当時の貧乏人の倅ではあり得ないことですが、絶対音感(もっともナンチャッテレベルですが)と自在に楽譜を読む力を得たことはその後の音楽生活で大きな力になりました。