リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バロック音楽が世界遺産に!

2008年04月01日 00時22分02秒 | ウソ系
ビッグニュースが入ってきました。(^_^)

USO通信発
ユネスコ世界遺産登録センターのE・クースリ・オーター遺産管理委員長は、1日バロック音楽が世界遺産に登録されたと発表した。これは本年度から設けられた無形文化財における世界遺産登録の第一号である。世界遺産は指定地域に偏りがあると言われているが、バロック音楽そのものを指定することで、地域偏在を解消するというのもそのねらいにあるようだ。

今後は、バロック音楽の演奏会や公演などのイベントが行われる際は、チラシなどに「無形世界遺産」と世界遺産のロゴマークを使用することができる。今後バロック音楽のコンサートが急激に増加することが予想される。またバロック音楽の演奏家が不足することも予想され、ギャラの高騰なども懸念されている。日本通奏低音演奏家連盟ではアーチストのスケジュール調整のための人員増を急ぐ必要があるとしている。

今回の決定を受けて、ベートーヴェン協会など指定の対象とはならない音楽団体からの反発が予想され、ベルリンにあるエマニュエル・バッハ協会からは、バロック音楽の線引きが曖昧であるという抗議声明が出された。

日本では、旧中新田町がある宮城県加美郡加美町では地域物産店で販売していたバッハ饅頭の復活を発表した。またバッハ・サブレ、清酒バッハも増産の予定。旧中新田町は70年代に全国にさきがけて建設した音楽専用ホール「バッハホール」で有名。

また戦国時代に当時の西洋音楽が演奏されていたと言われている地域がある京都府、滋賀県、大分県、長崎県などの県職員は、該当地域になるのかどうかオーター遺産管理委員長に問い合わせるなど対応に追われている。