わが郷土には「おてんま」というすばらしい慣習が。

2008年05月14日 | 日々のこと
ホームウェルレディとして、初めてお客様訪問をしたかなり昔の日のことです。古いOBのお客様のお宅が、ご近所に住宅がいっぱいできてしまっていて、うっかりと通り過ぎ、目で家を探しながら、少しばかりバックした瞬間、運転席の後ろが沈むのを察知したのでした。

 そこは道路脇の大きな水路だったのです。その水路に車輪を落した私。さいわい通りすがりの方が板を差し込んで持ち上げてくださった。お礼に持ち合わせのワインを差し上げたら「お礼なら新聞を半年間取って」「えーえー、半年だって1年だって」と新聞の勧誘員の方でした。

 先日お客様をお尋ねしたら、その水路に蓋ができて道路が広くなっていたのです。思わず感激の涙を流すほどでした。

 道路特定財源がうんぬんされる今その感激とは別に、わが郷土に新たな高速道路が建設中なのですが、それに沿ってもう1本という事実なのか噂なのかがあります。たしかにあれば便利なのかもしれませんが、新しい道路ができる度に、新しいお店が出店していき、旧道はますます空き店舗が増えます。それは車に乗れない人々の生活の質を落すことに直結しています。

 道路ができたとしても、赤字路線でバスも走らない今、道路よりもタクシー券であるかもしれません。救急車が早く行くことも必要ですが、病院の医師の確保にお金を使ったほうが、市民はありがたいと思っているかもしれません。

 私の仕事は公共事業関連の仕事ですので、公共事業がたくさん出ればいいとは思うのですが、一人の人間として考えると・・・みんなで本当に何が欲しいのか必要なのかを議論すべき時がきていると思いますよね。

 それでも公共事業による世の中の活性策がとられなくなった今、きびしい現実があるのも事実です。

 国にも地方にもたくさんの借金があるのに、私たちは人事のようにしか思っていませんよね。わが郷土には「おてんま」という市民が無料で共同作業をする慣習が古くからありました。最近はあんまりききませんが、かっては道路の補修も「資材」は行政持ちで「人工」はみんなでなんて。今の舗装の道路じゃあ無理か。

 どちらにしても、いる道路といらない道路をみんなで考えましょうね。
                         依田 美恵子


【 中島木材のホームページは こちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽井沢別荘家屋調査

2008年05月14日 | 住まいづくり
今日は軽井沢の別荘の家屋調査に代理人として立ち会ってきました。
今日の軽井沢町役場前の外気温は7度、風もあり霧ぶっていてまるで冬に戻ったような寒い日でした。でも別荘の中は暖かく感じられ快適でした。

2時半から軽井沢万平ホテル近くのお宅、昨年暮れに蒔いた芝の種が見事に芽を出していました。


3時半から追分のお宅、リビングから見える景色がとても素敵です。
敷地周りにどうだんつつじが植えられ、お庭にご主人が芝の種を蒔かれました、これからもっと素敵になると思います。

夏も冬も快適で・素敵な別荘に数多く訪れていただきたいと思います。
                        
                      中島みゆき



【 中島木材のホームページは こちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする