包丁砥ぎ

2012年06月15日 | お客様感謝祭
材木を持ちに見えられたお客様の商品を探しに構内を走りまわりましたら、「こんにちは」の声が。

 建前材の加工をしていた加藤棟梁でした。

 缶コーヒーでお茶をしていらしたので、事務所に戻りお茶を届けました。

 感謝祭でご苦労いただいていたので、包丁砥ぎのお話になりました。

 年々包丁持参のお客様が増えております。鉈とか鎌とか持ってこられるお客様も何人か見えられるのだそうです。

 どうしても砥石が違うので、砥げないのだそうです。刃物にカーブがあるものは砥石もカーブしていないとだめなんだそうです。
 当たり前のことですが、お聞きするまで知らんかったわあーという状態の能天気な私です。いまさら成程と納得しました。

 最近はステンレスの包丁が多いのだそうですが、刃が付いているのは刃先だけのようですので、包丁が細くなってくると、その部分がなくなってしまうので、刃が付かないようです。いい包丁ほど早くに砥げるのだとか。

 棟梁はうまい言葉で表現してくれたのに、事務所に戻るまでに忘れてしまった私です(泣)

 切れる包丁の方が怪我が少ないとか、力を入れていて包丁が横にすべったら、そりゃあ怪我するわね。切れないと横ズレするのだとか。

 私は1年の内で一番切れない包丁で、感謝祭の豚汁の野菜を刻みます。次の日にはそれを砥いでもらうというこの悪循環を解消すべく、1本お取り置きすることにしました。

 大工さんは刃物を扱っていますから、いい包丁の良し悪しが分かるようです。包丁は使い捨てしています、という方もいらっしゃいますが、少なくとも4.000円以上の包丁を使われればいいですよ、とアドバイスいただきました。

 弘法は筆を選ばずといいますが、私は腕のないのを包丁でカバーするタイプです。
いい包丁を15年単位で使っていますが、結局使い捨てよりお得かなと思っています。

 来年の感謝祭も包丁砥ぎいたしますのでお持ちくださいね。切れるようになりますよ。

                         依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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