クローバーの首飾り

2014年06月16日 | 日々のこと
夫のいない夕食を済ませても外はまだまだ明るい。心に小さな棘が刺さっているようで、なにか落ちつかない気分。散歩にでる。

 田んぼにも、畑にも作業をしている人がいる。

 いつもと1本違った道に入る。ここは車も人もほとんど通らない。

 なんでってー、クローバーの花で綱を編みたいから。

 花の前に腰を下ろしてひたすら編み続ける。1m・2mと編みあがるごとに「ザワザワ」が消えていく。

 幼い日、友と編みっこの競争した日のことが、つい先ごろのように思い出されたりする。

 6m位の長さになったころには、クローバーの花なのか、餅草の裏白なのかもわからなくなってしまったのでした。

 昔からこのクローバーの花の香が好きだった。

 心に刺さったとげもいつしか抜けていたのでした。


 本当に久しぶりに2日続けて主婦をしたのでした。家中どこへ行ってもやらなきゃあいけないことが目に付くのです。

 我が家の主夫もかなりの家事をこなしてくれますが、その主夫が最近農夫部門も兼任となり、さらに区のお当番の仕事もなかなか多忙を極めてきています。

 これ以上期待したら、潰れるかもですね(笑)

 土曜日の午後、山蕗を採りににでかけます。山の畑にたしか昔はいっぱいあったはずと、出かけたのですが、1本もありませんでした。植生

 が変わってしまったのです。すっかり採るバージョンになっていた私は、あきらめきれずに遠方へと車を向けたのでした。

 4年前にはこの辺りにあったはず、そう思っても木々は年々大きくなってきていますし、一番は笹です。

 この笹が生い茂っている場所には絶対生えていません。

 山は変わらないように見えても、どんどんと変わってきています。

 里山が荒れてきている。里山に手が入っていない。

 植物だって動物だって昆虫だって、影響うけているのでしょうね。

 自然ってなあに、と考えさせられてしまうのです。

 人間は自然に生かされているということなのでしょう。共存なんですね。

 二人で3K程を採ってきました。山蕗のきゃらぶき・・・・私の中の風物詩なんです。
                              依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする