佐久の郷土色・・・・凍りもち

2020年02月18日 | 料理

みゆきさんが、これお借りしたものなんですが、と「恋・むすび」-長寿の食事・・・そして今へー、という意味深な雑誌を見せてくれました。

長野県栄養士会 佐久支部が1998年に発刊した物でした。

佐久の伝統の食事のレシピ本でした。

貸してくださった方が日々使われているのでしょう、その利用振りが分かるくらい使い込まれています。

私も佐久の郷土食のもう少し最新版を持っていました・・・・最近になって必要な分だけファイルして絶対量を減らしたばかりです。

でもこちらはレシピの数が多いのです。

昔からの物にアレンジをした物もいっぱいです。

パラパラとめくっていた私の目に入ったのは、「凍りもち」でした。

私があちこちで目にしていた「凍りもち」は、実家の母が幼い時に作ってくれていた物と違っていました。

あのほのかに甘いサクサクとした「凍りもち」は、私の憧れの母の味だったのでした。

今でも自分の舌に甘味とサクサクとした触感が残っています。

義父も義母も作ったことがないということでした。

どうやって作るのか・・・・もう2度とお目にかかれないものと諦めていたのでした。

それがです。載っていたのです・・・・2通りも。

その一つは、物のない時代のレシピで、使うお米はシイナと言って今だったら動物のエサ用の物に甘味はサッカリンでした。

現代向きのレシピは

①もち米のお粥を炊いて米の粉を入れてこね、それを広げて凍らせる。 この方法はサクサクとした柔らかいものが出来る。

と超簡単なレシピです。

わかりませんよね、やっぱりもう一つの作り方の記述を載せないと理解できませんね。

②それを棒状にのばして、三晩外へ出して凍らせる。

③包丁で食べやすく切って日陰干しにする。

えー、これだって難解ですね。

佐久は寒冷地だからできたのでしょうね。まず分量の表示が一切ありません・・・・これは経験を重ねるしかありませんね。

棒状にしたものを小口切りにして、さらにカラカラになるまで干していました。

干しあがったものは、缶に入れられ、子どもたちのおやつとなりました。

自然の甘味だけです。

海苔やゴマを入れた物もあったような気がします。

ほのかに紅や緑の色も付けたりも。

餅というから餅を想像していました。お粥なんですね。

長い間の疑問が解けました。もう60年も前の記憶です。

今年は暖冬ですし、この時期になれば無理ですので、来年絶対に挑戦してみます。

このレシピ本にこんな文章が載っていました。

『昔は食物の不足の時期も含めて、米の供出が厳しく行われていたが、小麦の供出はなかったという。

食糧難も手伝って、米の取れないときは小麦や大麦などの二毛作があちこちでおこなわれていた。

米を使った「おこびれ」も、ふすま(小麦をひいたときに出る)、シイナ(出来の悪いお米)を粉にしたものや、

あまったごはんでおにぎりやこねつけ、凍りもちを作るなど、食料を無駄にしない生活の知恵がいっぱい見られる。』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「かぼちゃ熱湯」のレシピを見ていたら思い出しました。

私これが嫌いだったのでした。大鍋いっぱいに作られたこのかぼちゃ。

このレシピだったのですね。ようやくわかりました。

材料 4人前

かぼちゃ  300g

油     適量

水     適量

砂糖    大1

小麦粉   大2

①かぼちゃを一口大に切り油で炒め、水をさして煮る。

②そこに小麦粉を水で溶いて入れる。

③砂糖で味付けをする。

何が特徴かって、小麦粉なのですね。私の舌が受付けなかったのはこの小麦粉の触感だったのでした。

私がよく作る「こねつけ」も載っていました。

私の自己流と違って、こちらは小麦粉の量が圧倒的に多く、なるほどと納得です。

郷土食いいですね。

戦後生まれの私ですが、農家だから食べる物に不自由した思い出はありませんが、冷蔵庫か

我が家に来たのは昭和35年でした。

冷蔵庫が食生活を変えたことは間違いありません。

齢をしたら幼い時食べた物が懐かしくなるというのは本当ですね。

それではまた。

依田 美恵子  

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建替えるか、リフォームか

2020年02月17日 | 住まいづくり

齢を重ねると、やたらに寒く感じるようです。

今年の冬は本当に寒いと思える日は数える位でしたが、義母は寒い寒いが口癖です。

エアコンを付けていても、ストーブを焚いていても、自身の身体の燃えが少ないということなのですね。

身体を動かすことが、ほんの少しになってしまったから、悪循環になるのです・・・・自分の未来なこんななのかしらと思ったりします。

 

だから・・・だから余計そう思います。

家が暖かいのが一番いいのだと。

我が家は昭和55年築、まもなく築40年になろうとするところです。

木造在来工法です。

結婚して6年間、離れに住んで居ました。住んで居たというより、離れに寝に帰っていたという感じです。

その頃の母屋は築120年でした。本当に昔の家をキッチンと居間をリフォームして住んでいました。

離れは無断熱で下からは湿気がたっぷりで、嫁入りの桐のタンスの表面に黒いカビが生えました。隣が水田でしたから無理からぬことです、

寒中、掛布団の縁の顔の当たりが凍りました。外気温と室温は1度しか変わりませんでした。

夏は灼熱で2階に寝ていられませんでした。

夫と私は23歳の結婚でしたから、結婚が決まってしまって本当ににわかごしらえに小屋を改築したのだと思います。

そのころの私の実家は築7年位かな、暖房はセントラルヒーテング・・・・今にしてみれば木造在来住宅の泥壁の家でしたから、廊下は寒くて暖かさは今のレベルには及びませんが。

若かったからあの離れで過ごせたかも(笑)

30才前に新築しました。

4世代で暮らしていましたから、全員の希望を取り入れたら88坪になってしまいました。

家の大きさを縮小することが、どれだけ大変だったことか、もうやけっぱち気分で、希望通りの88坪。

断熱材もたっぷり入れ、窓も二重にしてと、それまでと住環境が格段に上がりました。

それから10年ちょっとで、会社は高気密高断熱住宅を建てるようになりました。

家を建てるのがちょっと早すぎたといえないことはありませんが、その頃夫の祖父が「この家になったから長生きできた」と言ってくれましたから、いい時期だったとと思っています。

家が暖かいと長生きできるし、生活の質が上がることは間違いありません。

平成3年には体感型のモデルハウスが完成し、多くのお客様に体感していただきました。

今までそういう「住み心地」追求の住まいは存在していませんでしたから、体感された皆様はびっくりなされたはずです。

そしてこの佐久に高気密高断熱住宅を根付かせていただきました。

我が家も息子ファミリーは高気密高断熱住宅に住んでいます。孫が幼稚園の時、私に教えてくれました。「ぼくんちあったかいよ」と。

我が家に来るときは山ほど着てきましたもんね(笑)

少し大きくなると、その言葉が出なくなりました。わかるようになって私たちを気遣ってくれているのでしょう。

我が家も水回りは、子供たちの結婚を機にリフォームしました。寒さは内窓を付けてある程度は解消し他は我慢しています。

お客様を見ていると、リフォーム病ってあると思うのです。

なまじ手をかけ始めると、次から次にとリフォームになってしまい、資金的に建て替えできない。

資産価値が上がるリフォームは、おそらく新築と同じ位かけなければなりません。

掛けたとしても、本当に「住み心地」がよくなる保証はできないのです。

ほどほどで我慢をするか?

根本から考えなければなりません。

現在住んでいる人数、そして将来この家に住んでくれる人の数。

そして現在の家の大きさ・間取り。

つまり次世代が住むかどうかも問題なのですね。

我が家を考えたら、ダストアレルギーの息子は我が家に泊ると、途端に鼻がおかしくなるもの、もう是非ここで住めとは言えないのが現状だけど。

我が家88坪といいましたが、何をするにもこの大きさゆえに悩むのです。

寄り事の外注化が進みました。交通網の発達にもより、泊まられるお客様も少なくなりました。

そうなると大きな家は必要なくなるのですね。

大きいと・・・・何が大変かと言えば、窓ふきです。二重サッシを経て、いま内窓を付けましたから、内部のガラスを含めて150枚近くです。

日常は使うことの少ないお座敷が3つ、これもそれなりに掃除をして、季節ごとにしつらいを替えます。

廊下には3月に1度ワックスを塗り・・・・。

真夏の一番暑い日には家中の寝具を干したり、洗ったりします。

これも88坪のなせる業です。

こんなこと、いつまで出来るかとこの頃とみに思います。

年をしたら、生活をシンプルにしたい。

我が家も立派な木材を使い、義父が生前100年は大丈夫と言っていた家です。それはきちんと手を入れ続けてを前提にしてのことですが。

でもねえ・・・・大きすぎます(笑)

家の他に大きな小屋があって、かっての離れも物置として健在ですから。

まるで家に使われています私。

もう老後は・・・・もう老後ですが・・・・こじんまりとしたあったかいお家に住みたい。

会社の「涼温な家」仕様の事務所は日本一快適なのです・・・・この味を知ってしまっているのですもの(笑)

築40年の家にお金をかけても、次世代がも余すでしょうし、資産価値が上がる訳でもなく、中途半端になってしまうし。

只々もったいないのね。

誰しも思うでしょうね。愛情をかけて手間暇かけて慈しんできた家だものと。

う~ん、なんでこんなこと書いているかと言えば、先日来社してくださったお客様のお話が、私の席にも聞こえてきて、私もわが身のことと考えてしまったからなのでした。

お客様の家も大きくてご立派な家のご様子でした。築年数はたぶん同じ位かなと。

わが身につまされるのです・・・・こんな言葉あったかしら(笑)

リフォームか新築か、私も考えさせられた日となりました。

するかしないかの現実には目を瞑ってですが。

舌筆に尽くしがたい思いがいっぱいで、長くなりました。

依田 美恵子  

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休日・・・・ボチボチと。

2020年02月16日 | 日々のこと

本当にゆっくり身体を休めてと思うのですが、そんな訳にもいかないというか、やりたくなってしまうというか。

休日にサイドメニューのあれこれを仕込んでおかないと、平日の食事作りが慌ただしくなってしまうのです。

昨日会長の冷凍庫に預けてあるあれこれを引き取ってきました。

アラーこんなものまだあったのと言うものばかりです。

自宅の冷凍庫の中身を減らしてきているので、かなり持ち帰りました。

そんな物をあれこれ使ったり、冷凍庫の中身を減らしたりです。

本日はちーちゃんが、ガトーチョコラを大量に焼いています。

テストが終わったので心置きなくのようです。

傍にいると、手ならずも口も出しそうですので、そっと作業部屋に入り、お手玉をチクチクと縫っていました。

昨日中身を2キロ買ってきましたので、かなりの個数が完成しました。

そしてまた新たにチクチクしていますので、ほぼ2キロ分は終わりました。

さて、これの嫁入り先はと思案中です(笑)

 

テレビから流れてくる新型肺炎のニュースに、週末のお出かけが心配になります。

それでも・・・・出かけるだろうな、なんて思いつつ駅に切符を買いに出かけます。

早く薬が開発されることを願っています。

高齢者や持病うんぬんですが、ひょっとして私高齢者に入るのかしら(笑)

それではまた。

依田 美恵子  

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今日は充電します

2020年02月15日 | 日々のこと

意気消沈ばかりしていられません、気を取り直して新しい書類の作成を始めました。

でも、私一人でできる書類だけではないので、あちこちに電話をしまくりお尻を叩きました(笑)

ここんとこ義母の風邪をもらったり、ストレスのたまる仕事もあったりで、自分の身体が悲鳴を上げているのを感じていました。

どこかで休めってことだよね、そう思い、昨夜のチョークアートはお休みにしました。

人様に風邪を移しても申し訳ないし。

本当は公民館祭りかに作品を出展することになっていて、できれば昨夜のを頑張って作ってそれを出したかったのでした。

ここ1年ちょっとの間に作った作品を並べてみて、腕はともかく見る目だけは上がったようで、初期の作品がその私の目にも納得できなくなってきているからです。

それで「クロワッサン」を出品することにしました。

それで今朝は朝1時間お寝坊しました。

この1時間が1日の予定を狂わせるのですね。

週末息子ファミリーに「ごはんにお出で」と声を掛けるつもりで準備も始めていたのですが、それをやめてゆっくり充電することにしました。

昨日バレンタインのチョコレートを持ってきてくれた嫁ちゃんに、かぼちゃのクリームスープをお持たせしました。

煮ておいたペチャ豆でおこわを蒸し、こちらは、ちーちゃんパパのお父様にお持たせにしました。

夫が畑から取ってきた「蕗のとう」の初物で蕗味噌を作り、こちらもお持たせに。春の香りを楽しんでいただきましょう。

家中の掃除にも目をつぶり、午後はお手玉の中身を買ってきてお炬燵に当って仕上げでもしましょうか。

ちーちゃんはテストが終わり、明日日曜日友達と我が家のキッチンでバレンタインチョコ作りだそうです。

青春の入口に立っているのだなとほほえましく思うのです。

皆様もご自愛くださいませ、来週は今年最強の寒波の到来のようですから。

それではまた。

依田 美恵子  

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意気消沈・・・・残念無念

2020年02月13日 | 日々のこと

まったく春です。

朝出勤時の西の空は、雨上がりの灰色の雲間に美しい薄水色の空が覗き始めていました。

そしてその水色が天空で濃い青となっていました。

きれい!!

雨で空気が洗われたせいなのでしょうね。

昔、初めて飛行機に乗った頃は、ひたすら窓側席狙いでした。

窓から覗く1万メートルの空の色を見るのがうれしかったのでした。

この美しい空を見れば、すくなくとも半年はご機嫌でいられるって思いましたもの。

それが今やもっぱら通路席狙いになって。

窓から空を見ることもなく、もっぱら映画か読書になっちゃって、あの初々しい夢はどこかへ行っちゃいました(笑)

だけど、今も毎日空を見て楽しんでいますよ。

 

暮から引きずってきた懸案事項の一つ・・・・いやいや3つも抱えて年越ししたのでした。

その一つ、もうあっちを急かし、こちらに電話してとようやく書類の束を作ってお役所に出かけて行きました。

順番待ちしていたら、隣に座られたどこかのおじさんが「大変なもんですなあー」と。私の持っている書類の厚さに驚かれました。

もうこれで肩に荷を一つ下ろしたい、と思っていたのに、基本的なところで却下になりました。

あちこち役所を廻り・・・・僕が勘違いしていました・・・・の言葉をいただきましたが、根本を変えないと前に進みません。

なんか意気消沈・・・・もう、残念無念(笑)

また否応なしに頑張れます。

それにしてもいい天気ですね。

午後はお客様訪問に出かけてきます。

それではまた、

依田 美恵子  

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建国記念日とお誕生日会と初午のこと

2020年02月12日 | 住まいづくり

昨日の建国記念日。佐久の鼻顔稲荷(はなづらいなり)は初午祭でした。

市民が総出したのかと思うほどに賑わいます。

私の子供たちは、30年以上前ですがこの初午に出かけると、その後「はしか」「水ぼうそう」になりました。

あの混雑が危険だったのですね。

そんな訳で初午は避けている私です。二の午あたりになると空いていますので、この時がチャンスです。

奉納されている額を楽しんでいます。

短歌などに知人の名が見えます。

凄いなと思ったのは、桑の葉でした。

ここは養蚕の盛んな地域でしたからでしょう。

桑の種類が植物図鑑の様に1枚1枚描かれています。桑の木がこんなに種類が多かったとはと改めて知ったのでした。

私の知っていたのは「おうしゅ桑」だけでした・・・・前に見た記憶ですが。

養蚕も無くなりました。今桑の木は土地の界に残されている位です。

その木が大きくなって、メドがなります。

そのメドで昨年ジャムを作りました。

今ではとても貴重なジャムです・・・・これもなくなるのは時間の問題かもしれません。

その建国記念日に夫と私はお誕生日のお祝いにご招待されました。

93才になられましたが、心身ともにご健康でいらっしゃられ、宴席もご自身でご用意してくださっておりました。

おつまみにご飯にデザートまで・・・・もうエライって感心してしまいます。

ハイ男性ですよ。

ここ何年もご招待されるメンバーは同じです。

私は松花堂弁当人数分に我が家の味を詰めたり、おでんを一鍋持ち込みました。

ペチャ豆の煮物と野沢菜の煮物も・・・・こちらは冷蔵庫へ入れていただきました。

私の席から南側の窓の内側の障子に、庭の植木が影絵のように映っていました。

それが素敵だなあと楽しんでいるうちに・・・・時間も忘れて・・・・ずっとおしゃべりしていて、気が付いたら5時近くになっていました。

5時間も延々とおしゃべりして・・・・飲んでいたのでした。

にごり酒がおいしくて、さらに1996年のフランスワインまでごちそうしていただき、口福でした。

人生の大先輩のお話は含蓄があってとっても勉強になったり、ためになったりします。

一緒にお招きいただいた皆さん、みんな家に90才を超えた親がおられます。

我が家だけではありません。

さらに息子さんに双子の赤ちゃんが生まれて、急遽同居がはじまったそうです。ただいまとっても充実した多忙の日々をこなしておられました。

私より7つ若いからまだまだ頑張れそうです。

先輩にも友人たちからも元気をいただきました。

また来年を約束して、ちーちゃんパパの迎えの車に乗ったのでした。

依田 美恵子  

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新型肺炎

2020年02月10日 | 住まいづくり

この冬最後の寒波でしょうか、少し寒い朝が続きました。

会社にいったらデズニーランドのおみやげがありました。この連休おでかけしたのだそうです。

今年を逃したら、家族そろって行くことはできないから・・・・・そうなんですよね。子どもがだんだん忙しくなってくるから。

混雑していたの、と聞いたら、「やっぱり新型肺炎で皆さん自重しているのかしら」と言うことでした。

夫と私も今月末にはお出かけです。小5の孫のレスリングの大会の応援で東京板橋です。

昨夏の全国大会で8位以内に入った子を集めての選抜大会です。

中1が昨年小6の時参加して優勝した大会です。

義母をショートステイに預けて行くのですが、予約をした時点から比べて状況が変わってきてしまいました。

朝の送り出しまでは居ないとマズイ位になってしまったので、急遽1日前泊をお願いしました。

佐久は寒いから、この時期施設は満員のようですが、午後3時過ぎから引き受けてくださるとなり安心しました。

その日本当に生憎、ファミリーが全員お出かけになってしまうのでした。

家にいるより、ショートステイは暖かくて楽しいようですから、良しとしましょう。

新型肺炎が心配ですが、みんなが自重してしまうと日本の経済、いえ世界の経済も大変になるでしょう。

 

友人がただ今クルーズに乗船中です。今問題のクルーズ船ではありません、15日頃帰国の船ですが、すぐに帰宅できるといいのですが心配です。

ニュースを見て、これから旅行に出る時は持病薬をたんまり持参していこうと思いました。

本当に何が起こるかわかりません。

患者は30万人位までいくという予想が出ているようですよ、とお客様が教えてくれました。

新しいウイルスは今後も次々出てくるでしょうし、薬の開発が後手後手に回ることになるから、人類はこれからもこの脅威と戦い続けなければならないでしょうね。

なんたって地球が狭くなったということが一番の脅威かもしれません。

 

 日本の経済のためにも(笑)マスク持参でいくつもりです・・・・本当行けない状態にならねばいいけれど、心配です。

それではまた。

皆様も良い1日でありますように。

依田 美恵子  

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土曜、日曜の家事

2020年02月09日 | 家事のこと

土曜日、いつもより小1時間お寝坊しました。ちーちゃんパパは実家へ朝早くに出かけました。ちーちゃんは部活で一緒に行けません。

もっとも期末試験がまもなくです。

おじいちゃん待っているだろうな、ちーちゃんのこと。

分かってはいたのですが、中学生になると時間が拘束されるのですね。

食事の片付けと一緒に、料理の仕込みです。

その合間に、義母の部屋とお座敷の掃除を済ませます。

義母、風邪の後、だいぶ元にもどりましたが、一番基本的なことができなくなってきました。

本人が一番辛いと思っているだろうと思います。

 

越冬野菜がダメにならないうちにどんどんと作り置きます。

冷蔵庫の野菜ケースから残っている野菜を全部出して、豚汁を。

手前味噌の蓋にしていた酒粕。この酒粕の半分はお味噌です。この蓋味噌で粕入りの豚汁です。粕が苦手の人には普通のお味噌で、寸胴鍋一つ作りました。

いろんなお野菜の味が出てお~い~し~い。

かぼちゃの煮物いつも欠かさないようにしているのですが、夫がスープにしたらと。

「いも、たこ、なんきん」という朝ドラがありましたよね。これって女性の好きな物ですね(笑)

私子どもの頃は大嫌いだったのです、かぼちゃが、それがある時から好きになりました。

これって自分の好きな味にできるようになったということもあるのでしょうが。

多分夫の好物でないことは間違いありません(笑)

そんな訳でかぼちゃを蒸しました・・・・1個半、残りの半分はカットして焼きかぼちゃ用にしました。

なんたって、在庫をすべて消費していかねばならないのですから。

こちらも寸胴鍋一つ分のかぼちゃのクリームスープの完成です。

ひき肉入りのキンピラ、トロトロ白菜など常備菜です。

私納戸から持ち出しました「山ぐるみ」です。

これって超固いのです・・・・まだおまけに乾燥させた外皮まで付いています。

こんな寒い日は夫と向かい合って剥くのもいいだろうと。

しかし夫が先に剥きはじめたのは「かしぐるみ」のほうでした。

結局2人で午前中いっぱいかけて、殻を割り、フライパンで焼いて中の皮を取り除きました。

いつもなら、すり鉢でごりごりしていたのですが、今年はフードプロセッサーで荒つぶしをすることにしました。

ところがこの超優れものは、私がごりごりやっていた以上に、本当にそれ以上の結果を出してくれました。

夫が「早く買えばよかったね」と。えー、そうなんですが、長年の主婦は包丁さばきと共に、この手の調理器具には手を出さないことにしていたのです。

しかし、本当に簡単でした。Sのジプロック2つ分のかしぐるみのすりつぶしができました。

「くるみそば」も「くるみおはぎ」もたちまちできます。

午後は夕食の準備まで、ひさしぶりに本を読みました。

そして夜は「お手玉」を作り続けたのでした。あの布、この布が終わっていくのがうれしくて・・・・なんか違うよね(笑)

中身を調達してないので、途中までたくさん縫い上げました。

 

 日曜日、おでん用の大根を茹でたり・・・・2本も。出汁をとったりしているうちに、昨日の続きの「山ぐるみ」が出てきました。

この超固いくるみ・・・・昨年秋、これ用のくるみ割りを購入しました。

夫と向き合う事2時間・・・・そしてたった200gのむきぐるみができました。

食べる時は簡単だわね、なんて話しながら、「こんなこと後何年できるかしら」と言う私に、「こんなこと止めた方がいいかも」と夫。

でもねえ・・・・くるみ割り買ったばかりだから。

まあー、この秋ぐらいわね。

午後一番でスーパーへ。えー、ちゃんとメモしていきましたよ。

でも見ると、あれもこれもとなるのですね。

「みえこさん、それなあ~に」とご近所の方に声を掛けられてしまいました。

カゴ2つ山盛りですから(笑)

「お孫さんでもくるの~?」、いえいえテスト前だから今週は来ないのよ。

そんな訳で、これから買ってきたもので作りまくりです。

今週1週間分のサブメニューを。

読みかけの本も、お手玉用にカットしている布地も気にかかるのですが・・・・まあーまずは料理です。

それではまた。

依田 美恵子  

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チョークアート2020.1 福寿草

2020年02月08日 | 日々のこと

2020年1月のチョークアート教室の作品です。

1月パソコン騒動で、アップする余裕がありませんでした。

福寿草です。リンゴとどちらを選ぶかでしたが、ほとんどの方が福寿草でした。

時季ですものね。

ところが・・・・花弁が多いのです・・・・始めてみてこれは上級者向けだと気が付きました。

皆さんとっても真剣で、おしゃべりも聞こえません。

花弁1枚1枚が分かるように、影というか濃淡を入れていかねばなりません。

おまけに花弁が反り返っています。

先生が昨年の桜から見れば、進歩していますと評価いただきました・・・・みんなが(笑)

それでも2時間で完成です。

2月は鳥と犬のどちらか。

見た目の美しさから鳥を選びそう。羽をどう表現できるでしょうか・・・・楽しみです。

依田 美恵子  

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国会中継・・・・・末は博士か大臣か

2020年02月07日 | 日々のこと

今朝出勤時マイナス6度でした。ということは早朝はもっと低かったでしょう。今冬初めてかもしれません、久しぶりに寒~い。

最近、車を走らせていると「チリ、チリ」と反応する場所があります。電波が発せられていて私の車のラジオと共鳴するのでしょうか。

最初その音が聞こえた時、一瞬突発性難聴が起きたのかと思いました。

ここしばらく車を走らせていると、あちらこちらでこの共鳴(?)が聞えます。

無線をやっていらっしゃるお宅でもあるのかなあー、と想像しています。

これって私の車に問題があるのでしょうか(笑)

最近車を走らせることが多かったので、ラジオの国会中継を聞く機会がありました。

お客様訪問の際ですので、どうしても通しで聞けないのが残念でした。

「桜を見る会」の質問と答弁。

この答弁は今後ずっと語り継がれるかもしれません。

私の幼い頃、末は博士か大臣かという言葉がありました。

それが、だんだん大臣が落ちてきました。

つまり道徳的に信頼できないからということだったと思います。

そんな言葉が思い出された「答弁」でした。

ここ何年も、時代小説を読みながら、歴史を見てきました。

長い歴史の中で権力を持つ物のその力は凄いものでした。

そして近代になっても、当然「袖の下」は当たり前。

戦後民主主義の時代になって、その後生まれた私たちは、その民主主義の時代を素直に信じて、素晴らしい日本だと思ってきました。

本当に信じていたのです・・・・子供の頃は。

あれー、あれーが度々ありました。

今回の閣僚の答弁でも人事権を握られている官僚は・・・・誰かの言葉にありましたね「ポチのよう」まさしく国会の答弁は私にもそう聞こえました。

権力の座に座っているから、領収書も出さないでいられるのですね。

一市民はそんなこと絶対許されません。税務調査が入った時、どんなに不正ではないと言っても、証拠を示さずにそれが通ることはありません。

その根本を日本のトップが堂々と覆しているようにどうしても見えてしまうのです。

後援会の収支報告書にも載せなくてもいい・・・・・なんのために作った法律なのでしょう。

違法ではない、という言葉以前の人として、いえ政治家としての誠意の問題のように思えました。

国会中継を見ていると、「桜」以外にもこんなことがあったのかと驚くことばかりです。

翌日新聞に出るのは、ほんの一部です。

自分が齢を重ねてみて分かったことがあります。人を見る目でしょうか。物の道理でしょうか。

そして民主主義国家になった我が国はまだ大人になれていないのだと思います。

それは政治をつかさどる者だけの問題ではなく、それは選ぶ私たちの責任でもあります。

大切なのは、私たちがしっかりと政治に関心をよせることです。

みんな私たちの生活に直結することです・・・・決して他人ごとではありません。

すべての政治家が清く正しく美しいわけではないという現実をしっかり見つめましょう。

その昔、村山首相に「背広を新調しましょう」と、外遊の前だったのでしょうか。その時のご返事が「2枚あるではないか」だったと。

その時、この方は本当に庶民なんだなと思った記憶があります。

子どもたちが将来は大臣に、という夢が言えるような国であってほしいと願います。

皆さんも国会中継、是非見たり聞いたりしてみてください。

依田 美恵子  

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