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キャリア講習会

2008年06月22日 | 大学でのひとこま
うちの学部の3年生には毎週金曜日に産業実習という時間があります。
企業から来ていただいた講師の講演を聞いたり、エントリーシートを書く練習をしたり、インターンシップにいくための準備をしたりする時間です。

この産業実習の講師として、IBMの伊藤さんに来ていただきました。伊藤さんについてはこんな記事こんな記事、さらにはこんな記事をご覧になったことのある方もいらっしゃるでしょう。とにかくアクティブで、非常に仕事のできる方ですが、気さくにつきあえる楽しい人であります。私が彼女から学んだことはたくさんありますが、そのあたりの話は次回として、今回の学生対象の講演会では学生にとって非常にためになるお話しが聞けましたので、そのうちのひとつについて書いてみます。

企業はどんな人を採用したいのか、という話です。
大学で勉強してきた専門知識をすぐ生かしてもらおうなどとは考えていない。それよりもチームの中で一緒に仕事できる人、コミュニケーション能力の高い人、わからないことがあったらごまかしたり隠したりしないでざっくばらんに聞いてくる人、そういう人を採りたいというお話でした。講演のあと、学生から「コミュニケーション能力を高めるにはどうしたらいいのか」という質問があり、その際の伊藤さんの答えは、『想像力』ということでした。上司は自分に何をしてもらいたいのか。何が期待されているのか。そういうことを思い浮かべることができれば、エントリーシートを読む人を想像して文章を書くことができる、仕事の進捗を上司に報告しておこうという気持ちが起こる、できないところがあればなるべく早めに相談しようという気にもなる。そういうお答えでした。

この話は、3年生にも具体的に役に立つお話だったと思います。
ぜひ覚えて、今後に生かしてもらいたいと思いました。
コメント
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