トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

部品が詰まったオーディオ製品が好き

2008-12-16 13:23:32 | オーディオ

Img_5245_rImg_5246_rImg_5248_r大分前に、息子が、友達からもらったんだけど使えないので、置いて行くというんで、YAMAHA DSP-1なるものを置いていった。デジタル・サウンド・フィールド・プロセッサーというもので、ステレオ音源をデジタル処理して、メインスピーカーLRの他に、プレゼンススピーカー4個(前後LR)か2個(後ろLR)設置して、いろんな音場(プリセットが32種類+ユーザープログラム16種類)を擬似的に作り出そうというセットで、世界で始めてという画期的なものでした。当時(1986年)の価格が138,000円だが、現在では中古オーディオショップでも中古品が3,000円で売られている。今ではDVDの音源が5.1CH対応しているので、用途は無くなっているのだろう。

Img_5249_rImg_5250_rImg_5251_rディスプレー(VFD:蛍光表示管使用)が表示されないので、カバーを外してみた。現在ではワンチップ化が進んでおり、普及型DSPアンプは部品点数が少なくなり、スペースたっぷりに部品が置かれているが、本機は、殆どがデスクリート部品とか、大きなYAMAHAオリジナルLSI、バーブラウン(BB)のD/A用IC、下の基板にはCPU-IC、で構成されており、ぎっしり整然と隙間無く実装されている。

性能はともかく、この様な電子部品が綺麗に詰まった機器を見るのが好きである。

前の会社では、通信機器用プリント基板の実装設計を経験したが、兎に角、実装率が100%を軽く越すので、SMDの両面実装・6層基板使用で、デザインなんて余裕は無く、パターンを通すのに部品配置に苦労したものである。

今では、季刊ステレオサウンドの新製品紹介ページにある、製品の内部写真を立ち読みで見て、ニヤニヤしている(価格は数十万円~数百万円するが、いい物は美しい)。

表示は、接続コネクタに接点グリスを付けたら表示OKとなった(これが表示されないことには使えない)。

Img_5247_r友達は、ある程度のオーディオマニアなのだろう、背面のRCAジャックが金メッキねじ込み品に交換されていた。

まだ、実際には音を聞いていない(部屋がいっぱい・いっぱいで、現状オーディオ機器の裏側に手が入らない状況なので)。整理がついたら(いつになることやら)音場を体験してみたいと思います(スピーカーは5.1CH構成で有るので)。

詳しくは、下記のページにいろいろと紹介されています。

音場を創る

YAMAHA DSP-1定格

DSP-1レポート

コメント
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同じ4GBです

2008-12-16 12:45:21 | うんちく・小ネタ

Kc280292_rメモリーも随分と小さく、安く、早くなったものである。写真左はCanonEOS Kiss Digitalで時々使っている(消費電流が多く、バッテリーの消費が早いので、通常は1GBのコンパクトフラッシュを使用している)4GBマイクロドライブ(中身はHDD)で、右はUSBメモリとして使っている、メモリはマイクロSDの4GBメモリーである。価格も2080円と、4GBマイクロドライブの当時の価格の1/10以下になっている(4GBのコンパクトフラッシュは更に高かったので買えなかった)。
安くなったお陰で、最近では、半導体メモリーをHDD代わりに使用した小型ノートパソコンも一般化して来た。

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