トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

V/UHF帯にQSY

2010-05-06 09:30:06 | アマチュア無線

最近アマチュア無線のアクティビティは低く、5月の連休に半年振りに3.5/7/21MHzにオンエアーした。

Img_7507_rそんな私でも、モービルもやりたくなって、と言うかオールトランジスタ式(今じゃ当たり前で、これでも古いが)トランシーバ回路の中身に興味が有りV/UHF帯オールモードのトランシーバーをオークションで探していて、トリオ製TS-770という144/430MHz帯トランシーバーを安く入札した。

Img_7508_rアンテナは秋月より144/430MHz帯2バンド用ホイップを購入。BNCコネクタなので、M型コネクタ変換アダプタを付けて接続。

AC100V用のケーブルになっているので、車の運用では、最初300Wのインバータを通しての運用を考えていたが、なぜか容量不足でシャットダウンするので、DC入力用のケーブルを追加して先にシガーライタープラグを付けて動作確認を行った。

ところが、車のキーACCからOFFにすると、電源供給が止まり、周波数がデフォルトに戻ってしまう。

Img_7509_rImg_7510_r説明書を読むと、バックアップ用の電池(BU-BATT)を背面コネクタに接続する必要が有る様だ。今の機器ではバックアップが常識だが、昔(30年以上前の機種)のは、これが当たり前だった様だ。

単三マンガン/アルカリ乾電池×5本(7.5V)または単三ニッカド/ニッケル水素充電池×6本(7.2V)を接続するとあるのだが、コネクタが特殊(ピンが3本)なので、隣の穴を利用して一般のねじ式DCジャックを取り付けて配線した。これで、バックアップされていることが確認出来た。

消費電流は書かれていないので、どれ位持つか判らないが後継機のTS-780は単三×3本で10μA以下となっていた。

・・・実測で64mAだった。この値は、かなり大きいので長時間のバックアップは問題だ。

144MHzを受信して見ると、SSBで、遠くは神奈川県や群馬県が聞えて来た。FMの局の方が多く、近くの局がガンガン入ってくる。HF帯とは違った、電話代わりのおしゃべりといった感じで有る。

このTS-770はネットで調べると、一番数多く使用されている(全24個)トランジスタの2SC460(日立製)と言うのが劣化しやすいと出ている。代換品の2SC829(松下製)がいいらしいというので,購入先「樫木総業株式会社」 と言うところを見つけて今日発注した。

変更申請が通るまでに交換しようと思う。

ところで、終わって、いざエンジンを掛けようとしたら、クークー言って掛からない。バッテリーのみで運用していたので消耗してしまった様だ。

仕方なく、以前改造した古いバッテリー充電器を取り出し、3Aで3時間程度定電圧充電してみたらエンジンが掛かった。その代わり、過負荷で充電器の電源トランスが過熱し、絶縁ワニスの臭いが車内中充満していた。

消費電流定格    TS-770       TS-780

送信時最大   130W(AC100V)    130W

            6A(DC13.8V)     5A

受信無信号時  45W(AC100V)     45W

           1.5A(DC13.8V)    1.2A

局設備変更申請が必要になるので、本日TSSに申請書を送った。

コメント
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