トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

ヘッドルーペ修理

2010-05-15 14:31:33 | おもちゃ病院

Img_7560_r_2 Img_7561_r 安物の「ヘッドルーペ」だが、乗っかってしまってレンズ回転の支柱が折れてしまった。そこで、リン青銅を形状に合わせて丸めて半田で補強し、サンドイッチにして固定する。

使わないときに内側に上げるのだがこれの固定部分は作れないので、ケーブルクリップを使ってロックされる様にした。

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プリスケーラ修理難航したが無事動作

2010-05-15 14:20:50 | アマチュア無線

注文していたプリスケーラIC(MC12080)が届いたので、改造に着手した。

まずは付いているSP8630 を電動吸い取り機で外す。

Img_7559_rSOIC-8P(チップ)のICは殆ど使ったことが無いので、購入しておいた変換基板を使うことにした。

ICをクリップで押さえておいて18Wの半田鏝で付けていく。接続には丸ピンヘッダを使う。

基板の回路でなるべく改造が少なくなるピンに入れる(結果的には1番ピンを合わせた)。

だが、回路図通り行ったつもりだが、動作しない。

Img_7566_rImg_7563_rまずは、入力はDCカットのコンデンサ(1000pF)が必要。出力の負荷抵抗に470Ωが付いていたが、これをMC12080に指定されておる820Ωに変更したら、動作したものの、入力が無くても発振らしき波形が(50MHz)出ている。これでも入力に430MHzを入れるとちゃんと表示される。でも144MHzを入れるとでたらめな値が表示される。

あちこちパスコンを入れたりしたが改善されず、配線を最短で太くしても駄目。しまいには変換基板を使わず、最短で直配線したが同じである。

Img_7541_rImg_7558_r実は、オークションで1.3GHzまでのカウンターを落札して今日届いて正常に動作したので、これを使えばいいやと、夜も更けて来たので、あきらめて思い眠りについた。

ちなみに、カウンター同志でズレが有るので、どちらが正しいかは校正が必要。

翌日、何気なくコイルを入れたり、抵抗を入れたりしていたら、無信号時に発振波形消えて(カウンター表示も消えた)、信号はちゃんと周波数表示されるポイントが有った。

反転入力(ピン8)とGND間に220kΩを入れたら問題無くなった。

その後220kΩを可変してみたが、なぜか220kΩが一番良かった。

問題が無いわけでは無かった。102~107MHzの間だけ、表示周波数がでたらめになる。

どこか回路素子が共振して、波形歪みを起こしているのか?

いろいろとやってみたが、解決策は見つからなかったので、この周波数には使わないことにする。

Img_7568_rImg_7569_r入力の最低周波数は30MHzまで使えた。最高周波数は信号発生器が無いので144/430MHzトランシーバーを使って確認し、表示は問題無かった(出力波形は、結構汚いが)。

信号発生源はこの他に、選択レベルメータが100Hz~30MHz、AM/FMシグナルジェネレータが100kHz~110MHzが有るが、ヤフオクで落札したもので、校正されていないもので、どれも微妙に周波数が違って表示される。近いうちに、正確な校正器で合わせてもらおう。

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