トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

光沢センサー(その2)

2010-05-30 23:08:10 | PIC

Img_7650_r_2先日紹介した「光沢センサー」だが、センサー部分の消費電流が大きくて006Pだと、消耗が早く、 誤動作を起こし易くなるので単三×2本使うことにして、ここでもDC/DCのHT7750Aを使用することにした。

3端子レギュレータの時と同じく、電源には470uFを入れる必要がある。

それでも、まだ誤動作し易いので、実験していたら面白い解決方法が見つかった。

Img_7647_r測定物への間隔を決めているフード内部を黒くすればよいだろうと思い、黒の綿テープを貼ったら更に悪くなったので、アルミテープに貼り換えたら、これが具合がいい。逆転の発想である。

更に、測定値の平均化をすればどうかと、吉本先生宅に伺ってPICプログラム変更の対応をお願いした。

勘違いも有りながら、正常に動作した。これで実用化出来そうだ。

Kc280515_r 6/10 会社の色見本板で光沢度(Gs:グロス)の違いが判別出来るか測定してみた。

用意したのは同一色でGs20(無光沢)とGs50(半光沢)。

差が小さいらしく、判定のLEDが点灯ではなく点滅する。それでも、間違い無く選別出来ることが確認出来た。PICでの判定レベルが基準±0.1V以上にしてあるので、これを更に小さくすれば、しっかりと判定出来るかと思う。

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ヘッドライト製作

2010-05-30 22:37:42 | おもちゃ病院

会社で釣り好きの方から、ライトの修理を頼まれて、これは豆電球の電極酸化によるもので磨いてOKとなったが、LEDに変更出来ないかと相談を受けた。

そのままでは改造が大変なので、新たに作ってみようということになった。

単三×2本で点灯させるのにDC/DC-IC(HT7750)を使うことにした。

「HT77xxA.pdf」をダウンロード

前々から、電池ケースに回路も組み込めないものかと考えていたので、今回挑戦してみることにした。

Img_7643_rImg_7644_rスライドスイッチを外し、基板に組んだ回路を入れるのだがスペースがギリギリなので立体実装となる。

コイルに47uHのアキシャルのミニインダクタを使ったのだが、電流容量が持たない様でドロップが大きいので、手持ちのコイルで一番小さい、ATX電源から外した円筒形のを使用(10uH程度か)。

これを実装するのが至難の業だった。

Img_7646_rImg_7645_rライト部分は希望が6個横一列だったので30cdの白色LEDを6個並列に接続することにし、30mA/個流すために68Ωを直列に入れる。

接続にはジャンクACアダプタのコードを使用する。

1.2V×2本で点灯時4.4V程度の出力となった(1.5V×2の新品では5Vが出た)。

あとは現物を見てもらって、帽子ひさしへのクリップを100円ショップで探すことになる。

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