電波時計の正確さで、大型デジタル時計を作りたいと思っているが、信号を取り出すには、秋月のPIC電波時計キット等を利用することが考えられる。しかし、量産化で電波時計が1000円以下で入手出来る状況で6400円は負担が大きすぎる。
とても、市販電波時計を改造して信号を取り出す技術は持ち合わせていないので、液晶表示をそっくり盗み?出せないか実験してみた。
手持ちのデジタル目覚まし時計(980円)の液晶セグメントが黒か透明かを反射式で検出すると言うものだ。
この方法だと、マイコンやロジック回路の知識が皆無でも製作可能である。
最初は赤外線タイプのフォトインタラプタ[TPR-105F](秋月で50円)を使って見たが透明と黒の変化が極く僅かという結果となった。赤外線は液晶を透過する様だ。
変化はフォトトランジスタのエミッタに1kΩを入れて、この両端電圧を測定。
可視光での変化を見る必要が有るだろうと、受光側に秋月の照度センサー[NJL7502L]を使用。発光側のLEDについては発光色(黄、青、緑、白)を変えて見て変化の度合いを見た。
結果は、やはり肉眼で見る通り白色が一番良かった。透明と黒で2倍の差が出るので、出力にコンパレータを入れることで切り替え出来そうだ。
カバーも何もしていないので、光学的に分離すれば更にその変化は大きくなると思われる。
cdsが使えれば、コスト的にはもっと下げられそうだ(4個以上で@25円)。
→5/16 cdsで実験してみました。
一番変化の大きい距離・角度を見つけて抵抗値を測定すると黒:約4kΩ、白:約2kΩと、2倍の変化が得られたので実用になると思われます。
大型時計表示をどうするか?一層の省エネが叫ばれている今年は電力をあまり掛けられない。
昔のスコアーボードなどに採用されていた、セグメント毎に白黒のバーを回転させる方法が簡単に出来れば切り替え時の電力だけで済む。またまた楽しい悩みが増えそうだ。
実際の製品例としては、私が以前勤めていた親会社の関連企業で製造している富士通フロンテック製磁気反転式スコアーボードというのがある。
午前中は、県西生涯学習センターにてボランティア総会と講演会が有り、自宅に帰り時間が有ったので無線機のスイッチを入れて見た。オールバンドカバーのトランシーバーで無いので(3.5~28、50、144/430MHzの3台)煩わしい。しかも古い機種なので大飯食いである。
21MHzではコンテストがやられているみたいでアジア地域が聞えてきた。ということで50MHzはどうかとTS-660のダイヤルを回すと網走の局(JA8WJI/8)が59+(FM)で入感していたのでコールしたら取ってくれた。フェージングはあるものの、当局も59のレポートを頂いた。交信時刻は13:42だが、その後電離層(Eスポ)が消えたのか、30分位で聞えなくなった。
アンテナはディスコーンを使用しているが、開局以来50MHzで初の遠距離通信が出来た。
ネット検索すると、同時刻にはEスポが発生していて、中国、ロシアのTV放送が見れたとの報告が有った。