トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

周波数カウンターを更新

2011-05-26 08:34:20 | アマチュア無線

 今まで使用していた周波数カウンターだが、以前プリスケーラーの交換をして動作していたのだが、とうとう周波数表示がデタラメになって来て、使えなくなったので、オークションで安いのを探していた。Img_8639_rImg_8640_rImg_8638_rImg_8637_rADVANTEST製600MHz9ケタ周波数カウンターTR5824Aというのを落札して(約8000円)、先日届いたので基準発振器(校正してないので基準とは言えないが)の出力を測定してみた。どちらがずれているか判らないが、近い値が表示されたので動作は問題なさそうだ。50MHz入力で表示が-4Hzだった。
基準発振器も周波数カウンターも水晶発振器は恒温槽になっており電源OFF時でもヒーターにより温度を一定に保っている。従って、省エネには反することになるのだが。
600MHzまでの仕様となっているが800MHzまでは誤差無く測定出来た。
秋月で販売してる8GHzプリスケーラIC(HMC434)を使用すれば8倍の4.8GHzまで測定範囲を伸ばすことも可能だ。
波形の種類の違いに対しても、切替で正確な周波数測定が可能な様だ。
また、低周波数に対しても「レシプロカル方式」により、短時間で高分解能の測定が出来る。
マスタリング機能ではチャッタリング・ノイズなどをマスクして正確な測定が出来る。
Img_8636_r落札品にはオプションのTR1644カルキュレーション・ユニットが付いていたのだが、使い方はこれから試して見る。
 ダメ元で、株式会社アドバンテスト・MS(計測器)コールセンタに操作方法の説明部分を送ってもらえないかメールしたところ、スキャナしたPDFファイルを親切に送っていただいた。
(英文のマニュアルはネットでダウンロード出来たのだが、英語力ゼロに近いので、辞書を首っ引きで見ないと訳せない)これを見れば使えそうだ。
例えば、トランシーバーのVFO発振周波数に対し、中間周波数を+または-して、実際の受信/送信周波数を表示させるというのが可能になるのだろう。
【カタログよりTR1644の機能を抜粋】
■測定値の良否判別,%偏差,スケーリングなどが可能です
TR1644カリキュレーション・ユニットを併用することによって,次のような測定が可能になり,現場や研究室で使用するのに,大変便利です。
●測定値とキー・ボード設定値との良否判断ができます。
●測定値と設定値との加減算(+,-)によるオフセット測定。
●測定値と設定値との乗除算(×,÷)によって回転数,流量,速度などへの単位変換ができます。
●Δ機能によって経時変化や現象変化などの差分変化量の測定可。
●スケーリング機能によって直線的に変化する物性を電圧,抵抗,温度などに換算した測定ができます。
●測定値の%偏差量の測定ができます。
●最大値あるいは最小値の測定ができます。
Img_8897_r Img_8898_r Img_8899_r Img_8900_r Img_8901_r Img_8902_r Img_8903_r Img_8905_r Img_8907_r

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