10/4(土)5(日)県西フェスタが開催され、電子工作サークルも2年ぶりに親子電子工作教室を企画することにしている。
親子電子工作教室は10/5(日)9:30~12:00の予定で、今回はオープンスペースとなるので、事前予約無しのぶっつけ本番となる。親子15組程度を予定。
一応、半田付けはやめて全てブレッドボードを使用した工作を3種類用意している。
事前準備のため、ボランティア室で吉本先生に手伝ってもらって作業した。
1.DSPラジオonブレッドボード(V2B) [M6952BBD-V2B]
aitendo製で、購入して組んで見ると、小さくて空きスペースがほとんど無いので、意外と難しい。チューニング用のボリュームは参考写真の様に実装すると、チューニング方向が逆回転となるので、横向きに実装することにした。また、AM/FMの切り替えは抵抗R1(130kΩ)の着脱で行っているが、これでは使いにくいので、スライドスイッチにジャンパーワイヤを接続して、簡単に切り替えられる様にした。
いざ、電源を接続するが、雑音だけで放送が受信出来ない。 コイン電池CR2032を使用しているが手持ちが無くて、リモコンから外したCR2025を使用したのが良く無かった。電圧が2V以下になって動作しなかった。
AMで34~35mA,FMで36mA流れる。
CR2032の規格では公称容量220 (mAh)、連続標準負荷0.2 (mA)なので、この様な用途(大電流)には不向きかと思います。なので秋月のニッケル水素電池パック 3.6V830mAh HHR-P104(パナソニック製)150円を電池ボックス HHR-P104専用 プラスチック リード付60円を使って動作させる様にしたら受信出来た。安価で充電も出来るので、今後重宝すると思う。
工作で借りた生涯学習センターの室内は鉄筋で良く受信出来ないので、表のグランドに移動。
AM/FM共に受信出来た。
AMは200uHのインダクタで小さいせいか、電波の強いはずのNHK第一と第二は弱い。今後、インダクタを交換してみて効果の比較を行いたい。インダクタは横向きに曲げた方が感度が上がる。
【9/24実験】220uH2個をシリーズに接続し、最初背中合わせに一直線になる様に接続。接続は巻終わりと巻始めを接続(逆だと感度が落ちる)。オリジナルよりは良くなったが、これを写真の様に並行にすると感度が上がる。
でも、結局はインダクタ無しで、インダクタ端子どちらでも同じだったが50cm程度の線を付けるのが一番感度良く受信出来た。
その後、820uHのインダクタが有ったので、交換してみると、AM全バンドに対して感度は上がり、こんな小さなインダクタでもバーアンテナの様に指向性がはっきり分かる。
FMはジャンパーワイヤを使用している関係で、これも強い局しか入らない。長くすることにより感度が良くなる。
2.ブレッドボード・LEDフラッシャー
これは、秋月製で、専用ICのCDT7350-2を使用して、DIP-SWによりパターンを変えたり、回路変更で変えたり出来るもの。作ってみると、ジャンパー線の代わりに0Ω抵抗を使っているが、かえって本数が増えたりしてやりずらいので、ジャンパーワイヤーに変更を予定している。
3.6種類サウンドとLED点滅ブレッドボード(オリジナル)
以前、おもちゃ修理で、「アンパンマンじゃがじゃが消防車」の修理不可能な音声ICの代わりとして市販のIC(UTC1618)を使ったものを製作したことがあり、これだと、子供受けするだろうと、ICも大量に余っている関係でブレッドボード化して作ってもらうことにする。