この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

今週のチェック馬

2008-04-04 23:46:44 | 競馬
先週はチェック馬の1頭「ダノンマスターズ」が勝ちあがった。
2.8倍の1番人気と配当的には妙味はなかったが、「ダノックス」の馬も重賞初制覇(ファルコンステークス)など、JRAも馬主として認めてきたのか。
今週は土曜日中山3Rに「カワチノオジサン」が登場する。
名前はなんとも洒落気がないが、2005年セレクトセールの上位高値馬である。決して血統論者ではないが、主流の種牡馬(高額種付け料)を知っておくことや、高値の馬を知っておくことは、馬券を検討する上では無駄ではないはず。

セレクトセールで気になるのが「多田信尊氏」の動向。
グローブエクワインマネージメントというエージェント会社の代表であり、個人としての馬主資格も取得しているが、私の目からすれば、「藤沢和雄調教師」の代理人としか映らない。
多田氏と藤沢和雄調教師は「タイキ」の馬を通じた関係らしく、タイキの馬が走らなくなったのも多田氏がやめてしまったこと要因としてあるらしい。(この辺の事情はうわさでしかないが)
セレクトセールで高額で落札した馬を、多田氏が走らせることはない。それらは藤沢和雄厩舎入厩し、他の馬主名義で走っている。
市場取引というのは、馬売買の公正のために行われているのだが、市場取引の対局にあるのが、庭先取引。
調教師が目をつけた仔馬に1000万円の値をつけて生産者より引き受ける。実際には調教師名義では走らせられないので、有力な馬主に対して2000万円という価格で提供する。成績が下位の調教師では信用が出来ないが、リーディング上位の調教師からのお勧めならば黙って購入して、そのまま預かってもらうことになる。
社台Fなどの良血馬は、「近藤利一氏」、「関口房郎氏」などの馬主に購入され、関西調教師に流れていく。
リーディングトレーナーとはいえ、勲章(G1)があってこそ、その成績が評価される。そこでどうしても良血の馬が自厩舎に入厩させたい。それならば、自分が購入して預託していまえばいいのだ。
そんな野望が3歳馬でいうと「クリスタルウィング」なのだ。

しかし、それはJRAが思い描く構図ではない。あくまでも正常な市場取引こそがJRAが目指す目標点なのだ。

コメント
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