田中勝春騎手、調教師合格おめでとうございます。今月いっぱいで引退となるのは寂しい限りですが、再来年の開業に向けて準備を整えてください。昨日はご祝儀で馬券も人気でした。今や松永康利厩舎ぐらいしか勝ち馬を用意してくれないので、ファンも知っての人気だったかもしれません。
これでJ6のメンバー６人のうち４人が調教師になりました。そしてごろごろいた田中姓だった騎手は騎手はみんな調教師となって、来年から田中健騎手ひとりとなり、「田中」表示になりますね。なんだかんだいって「田中」姓は競馬界では由緒ある苗字なんでしょうか。1809勝のうち社台ファームが210勝、ノーザンファームが84勝、1500勝はそれ以外の牧場とはいえ、やはり全盛期は社台ファームがベースで次第に時代はノーザンファームに流れ、ノーザンファームの乗鞍が少なることで騎手として陰りを迎えたと思います。（社台もノーザンも勝利率は８％台、ルメール騎手のようにノーザンファーム26％なんていうのは驚異的な数字です）確かに調教師生活としては期間は短いかもしれませんが、63歳で亡くなった師匠を思いを継いで、会見で言っていたとおり１頭でも多くの名馬を育てほしいです。そして願わくば、若手に多くの騎乗機会を与えて、Ｇ１で活躍する日本人騎手を育てていってほしいです。
阪神ジュベナイルフィリーズ（賞金値）
Sランク
7番アスコリピチェーノ
13番カルチャーデイ
Aランク
10番コラソンビート
Bランク
1番コスモディナー
Cランク
18番ドナベティ
15番ナナオ
8番プシプシーナ
5番スプリングノヴァ
16番ルシフェル
12番シカゴスティング
6番ステレンボッシュ
Dランク
4番ニュージェネラル
14番サフィラ
3番キャットファイト
2番クイックバイオ
17番ミライテーラー
Eランク
11番スウィープフィート
9番テリオスルル
本命のボンドガールが回避したことで小粒なメンバーとなった。アルテミスSを勝ったチェルヴィニアが現時点では一番強いのではないか。それでもSランクの馬が２頭存在するのだから敬意を示して馬券はそこから組みたてる。アスコリピチェーノにはルメール騎手が騎手が騎乗していたならば人気だったでしょう。チェルヴィニアとは同じサンデーレーシングだが、明らかにチェルヴィニアの方が高値馬である。チェルヴィニア募集価格4000万、アスコリピチェーノ募集価格2400万。アルテミスSが２着だったサフィラは7000万とシルクとしては格段の高値馬だ。まぁこの馬がDランクでいては少し困ってしまうのだが。ルシフェル は募集価格5000万なので、ノーザンファームの順位としてはサフィラ、ルシフェル、アスコリピチェーノ。ノーザンファームの出頭数からもこの三頭が軸馬だろう。コラソンビート、ドナベティ、カルチャーデイ、ナナオ、シカゴスティング、プシプシーナを紐に。永島まなみ騎手と田口寛太騎手がＧ１初騎乗。川田騎手、坂井瑠星騎手と幼いときに地方競馬で育った騎手の活躍が目立つ。技量プラス精神力が違うのかもしれない。園田の永島、笠松の田口。そして忘れはいけない佐賀の鮫島 克駿騎手。
