「Kinofilms」の 映画をご覧になったことはあるだろうか。「Kinofilms」は木下工務店の木下グループ傘下の映画製作、配給会社です。なにゆえに木下グループが畑違いの斜陽産業に参入したかはさだかではないが、近年、製作配給される映画にはずれがない。
「碁盤斬り」もその一作品で、映画の概要を映画紹介から拝借させていただくと、草彅剛氏扮する浪人・柳田格之進は、謂れのない嫌疑をかけられ藩を離れ、亡き妻の忘れ形見の娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしているが、落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、とりわけ嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けています。
あるきっかけで隠されていた真実が明かされたことにより、娘のために命を賭けた仇討ちを誓います。疑心と陰謀渦巻く中、愛する者を守り誇り高く生きる武士の尊厳と、親子の情愛を描く軌跡の物語…。
主人公の柳田格之進は小さな不正も見逃せず、殿様の寵愛を受けていた格之進の進言がもとで藩を追われた藩士も少なくはありません。しかし藩を追われた武士の末路などは哀れなもので、その家族も一緒に路頭に迷う状況となります。
自身が正義だと思うことで、人を不幸にしていたということを浪人となった格之進は気付くことになります。汚名を晴らした格之進ですが、藩へ戻ることもなく、娘の幸せを見届けたのち、自身の正義感で不幸にした彼らのもとへと旅立っていきます。(斎藤工氏扮する柴田兵庫側から描くと泣ける映画になった思います)
藤田菜七子騎手の引退は残念なことです。サラリーマンならば円満退社ではなく、ガチギレて退職届をたたきつけたようなかたちです。もっと違うかたちがあったのではないかと思います。彼女のなかでも辞めたいいう気持ちは以前からあったのかもしれません。今回のことがそれを後押しするかたちになったのかもしれません。しかし冷静になれば、騎乗停止を受け入れたのち「今年いっぱいで引退します」といえば、関係者やファンの心の準備もでき、引退式もあったのではないかと思います。「本当の勝負師ならば辞めなかったでしょう」というのは男目線で、表面化していないいろいろなことがあっての騎手生活だったのではないかと想像されます。騎手生活、お疲れさまでした。
確かにスマートフォンの持ち込みは八百長のような不正を防止するために義務づけられている重大な規則ではあるが、見直されるべきではないか。スマートフォンを持ち込んでどのように八百長をするのか。仮になんらかの八百長情報のやり取りがあったとき、通話記録も残り、発信履歴も残った方が、逆に自身のアリバイ証明となるのではないか。保田騎手が調整ルームを提案したのは、騎手ファーストの場所を設けたかったはず。騎手を犯罪者ばりに隔離するのであれば、刑務所にでもいれておけばいいだろうが、外国の刑務所からでも犯罪ができる世の中なのだ。JRAが視点を変えて対応すればスマートフォンの持ち込みなどなんら問題がないことではないのか。
そして今回のネタ元となった記事だが、誰も幸せにしない文章になんの意味があるのだろう。
自己満足の正義の刃に、あなたはどのように責任をとれるのか問いたい。これではSNSの書き込みとなんら変わらない。マスコミを名乗るには甚だ恥ずかしい文章だ。
【府中牝馬S】(賞金値)
Sランク
5番ブレイディヴェーグ
6番マスクトディーヴァ
1番ハーパー
Aランク
該当馬なし
Bランク
4番モリアーナ
Cランク
7番フィアスプライド
14番ライラック
8番コスタボニータ
Dランク
10番シンティレーション
2番アスコルティアーモ
12番コンクシェル
3番ラリュエル
9番フィールシンパシー
Eランク
15番ルージュリナージュ
11番セントカメリア
13番モズゴールドバレル
Bランクのモリアーナがちょうどいい該当馬かもしれません。前走連対しているコスタボニータ、シンティレーションに食指が動くが、全馬帰厩馬となっているので、調教と能力を加味してマスクトディーヴァ、フィアスプライド、コンクシェル、フィールシンパシー、ハーパー、ルージュリナージュの6頭をピックアップしました。そのうちの上位4頭⑥、⑦、⑫、⑨の3連複と⑨の複勝で参加します。