Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

懐かしい写真の遭遇

2018年08月10日 | 那覇、沖縄

 写真の整理をしていたんですが、懐かしい写真に出会えました。なんと、すでに廃車になった私の愛車に乗るミーの写真です。懐かしすぎて笑えます。昨晩、志の輔の創作落語「みどりの窓口」を聞いてさんざん笑ったので、なんだか今日は何をしても笑えます。笑うって本当にいいものです。
 この背景はICマンションですね。私のバイク、ICマンションの1階の階段の横に駐車してました。駐車するところがないので13年間、雨ざらしでした。そうでなければもうちょっと長く乗れたかもしれませんね。
 ミーはもうおばあちゃんになりましたが、今も元気で、ちゃんと2階のSさんの家に飼い猫として大事にされています。でももともと「のら」ちゃんなので、以前と同じように毎日、どこかにパトロールにお出かけするそうです。


ガジュマルの木の下で

2018年05月18日 | 那覇、沖縄

 那覇に行った時に撮影した写真の一枚。この場所はかつて牧志第二市場があったあたりかと。浮島通りからすぐの広場で、かつてここでガムランの演奏をしたこともあります。かつてはもっと市場の名残があった気がします。
 この広場、子どもたちが大声をあげて遊んでいました。なかなかそういう場所に行くことがなくなり、なんだか子どもの元気な声を聞くとすがすがしい気分になります。なんといっても特徴的なのは大きなガジュマルの木。なんだか沖縄らしくて、とても絵になる公園。
 実はこの場所、今年の夏くらいから牧志第一公設市場が仮移転してくるそうです。観光客が訪れることで有名な公設市場も建物の老朽化には勝てず、建て直しになるそうです。その移転場所に選ばれたのがこの広場のようで、新たな公設市場ができるまでこの素敵な公園はなくなります。それよりも私が心配しているのは、このガジュマルの木は残るだろうか?ということ。農連市場も新しくなったし、仮移転は仕方がないとしても、その後、再び、この風景がこの場所に戻ることを祈っています。


沖縄で食べると?

2018年05月13日 | 那覇、沖縄

 珍しくアイスが食べたくなってサンエーで購入したアイスがブルーシールアイス。やっぱり沖縄ですからなんとなく数あるアイスの中でもブルーシールに手が伸びてしまいました。それにしてブルーシールを食べたのは何年ぶりでしょうね?
 特に美味しいのかと問われてもよくわかりません。でも北海道に行ってイクラを食べるときっと美味しいと感じるのと同じように(ちなみに私はイクラはあまり好きではありません)、沖縄でブルーシールを食べるとちょっぴり美味しく感じるものです。ちなみに浜松でだって、国分寺だってブルーシールアイスは買えるんです。
 ネットで注文するようになれば、この場所でしか食べれない、なんてものは早々なくなります。だからこそ重要なのは、自らが「移動」することですね。モノが移動するのではなく、自分が移動すること。バーチャルではなくリアルに移動することが大事なのです。だからネットが便利になればなるほど、それに反して人は移動にあこがれるものです。


那覇着

2018年05月11日 | 那覇、沖縄

 25分出発が遅れ、やっと那覇空港かと思いきや空港が混んでいてなかなか着陸できないそんなフライトでした。でもほとんど記憶がありません。機内で仕事をしようと電話帳のような書類を抱えていったのですが、最初の10分で沈没しました。ほとんど記憶がありません。コーヒーをもらったことは覚えていますが、飲んだかどうか記憶にないし、知らいない間にコップはなくなっていました。
 定宿のあるおもろまちには18時過ぎには到着しました。5月になり日が長くなったこともあって、まだこんなに明るい陽射しです。梅雨に入りかなりの湿気です。今晩は機内でやるべき仕事がホテルに持ち越しですからどこにもいかず部屋で缶詰です。それでもメインプレイスでちょっとだけかりゆしウエアを見て、スーパーで夕食を買えたので、少しだけ沖縄を味わいました。これで沖縄の雰囲気は十分味わいました。しかも長袖のかりゆし、30パーセントOFFで購入しちゃったし。
 まあ、仕事で来ているんだからこんなもんでしょうね。日曜日、帰りにまたスーパーに寄って買い物です。スーパーこそ沖縄を感じられる素敵な場所なんです。やはり東京や浜松のスーパーとは一味も二味も違います。帰りにはJimmyに寄って、沖縄そば買って…と沖縄を楽しみます。明日から二日間、仕事場に拉致状態でがんばります。
 


冬至

2017年12月22日 | 那覇、沖縄

 今日は冬至。たまたま那覇に出張です。沖縄では冬至といえばトゥンジー・ジューシーを食べると決まっています。トゥンジーとは冬至のこと。つまり冬至に食べるジューシーとよばれる沖縄の炊き込みご飯です。もちろんジューシーは年間通じて食べるのですが、この日にジューシーを食べると病気にならないと信じられています。ですからスーパーでもこの日はジュシーが大盛です。
 沖縄に来たばかりの頃、この「ジューシー」なる食べ物、発音もわからず、果物のジューシーと同じ発音だと思っていましたが、スーパーで私のこの発音が間違っていると、を沖縄の「おばあ」に指摘されました。それ以来、正しく発音することができます。
 私は、夕食で「ご飯」を食べなくなって久しいのですが、この日ばかりは…とスーパーに寄りました。しかしこのサイズのパックを見てあきらめました。小さいサイズ、売り切れのようです。やっぱりご飯は食べるな、というお告げなんでしょう。


那覇のシメはこれで

2017年09月15日 | 那覇、沖縄

 やっぱり那覇のシメはここです。空港のJIMMYです。実は小録のイオンの中のJIMMYで買い物をしてきたのですが、本日は空港にも山積みでジャーマンケーキがあるじゃないですか!すばらしい。棚買いしたいくらいでしたが、体重維持というミッションがあるので見学だけであきらめました。だから実際には何も買い物していないんですが、ここに寄って帰った、ということでやはり「シメ」なのです。
 次に那覇に来るのは学会の大会の11月。発表と司会があるのでそうそう浮かれてもいられませんが、やはり帰りにはこのJIMMYでたっぷりお買いものをして帰りたいと思います。そのとき大好物のジャーマンケーキがあることを祈ります。いやいや、到着したときに空港で購入して、ホテルで食べることにすればいいですね。ジャーマンケーキを食べると頭が冴えるかもしれないので。
 この数日、私は毎朝、食後にちょっぴりジャーマンケーキを切ってコーヒーとともに楽しんでいます。おかげで忙しいわりにはとっても元気です。


時間が止まった工芸品店

2017年09月14日 | 那覇、沖縄

 国際通りは那覇観光にとっては注目のエリアなのかもしれないが、私はそんな場所に全く魅力を感じない。だいたいどこでも同じようなものを売り、とりわけ美味しいということもない(普通に美味しいと思う)観光客向けの飲食店が並ぶ国際通りは、沖縄初心者が楽しむ場所としては最適かもしれないが、私にはちょぴり騒がしすぎる。
 ところがそんな通りを1、2本入ると、静かな街並みが続いている。そんな通りで不思議な工芸品店に出会った。正直、観光客には敷居が高すぎてが入りにくく見えるし、それほど繁盛していないだろうという風情のお店である。少なくても那覇の夜の街に繰り出す若者たちは、その存在すら認識できないようなたたずまいなのだ。しかし私はなぜかそんな雰囲気に魅了されてしまい、店員が見当たらないそんなお店に入ってしまう。
 まさに私の描いている那覇の工芸品店である。売られているものの質は明らかに表通りのお土産屋の比ではない。みなこの店の主は相当な目利きであることがわかる。しかも八重山のものがひじょうに多い。それに布、漆器など、そんなあまりお土産屋でみないものが所狭しと並べられている。私のちょっぴり感動した表情は、お店の奥にいた「おばあ」にも伝わったのだろう。私はそこで小一時間、そんな「おばあ」と話をした。
 昭和7年生まれの「おばあ」は竹富島出身で、なんと八重山のみんさー織の織子だった。八重山を愛するだけでなく、沖縄の工芸を熱く語り、もう誰も買わないような古い琉球ガラスや、漆器、黒檀の工芸品など、アメリカ時代のお土産を次々に見せてくれた。もう誰も買わんから、半額でいいから持っていきなさい、と私はいくつかの小物を購入したりした。
 時間が止まっている、というのはちょっと感傷的で、文化の変化を否定する表現かもしれない。しかし、国際通りという最も沖縄観光の変化に順応して日々変わりゆく街とは対照的なたたずまいであることは間違いない。しかし、そんなお店があるから那覇は面白い。那覇に住み続けていれば、私はそんな店に気が付かずに終わったかもしれぬ。一度、離れたから見える風景というのはこういうものなのかもしれない。そう思うと沖縄を離れた自分の人生の選択は間違っていなかった、と安心するのだ。


牧志に御嶽

2017年09月11日 | 那覇、沖縄

 今日から那覇にいます。といっても明日には会議を終えて帰ります。時間があったので少し牧志の裏通りを歩いてみました、那覇に13年も住んでいたのに牧志の裏通りなんて歩いたこともありませんでした。行ってみるとオシャレなお店がたくさん。なんだ那覇も変わりました。
 驚いたのは、公園の端に「牧志御嶽」なる場所があったこと。今では国際通りに面した牧志公園の一部は御嶽なのですね。びっくりです。ネットで調べてみると、やはりここは沖縄の祖先崇拝の聖地でした。
 この御嶽を知ったことは今回の那覇訪問の大きな成果でした。国際通りの周りも歩いてみるといろいろと名所旧跡があるのかもしれませんね。今回はそんな裏道に不思議なお土産屋さんを発見しましたが、それはまた次回のお楽しみ。


那覇備忘録

2017年05月26日 | 那覇、沖縄

 備忘録的な話題を一件。那覇での仕事が終わり、懇親会会場になったお店がこの京彌(きょうや)という沖縄料理屋さんです。泊というか見栄橋というか、とにかくそのあたりなんですが、住宅街の中にたたずんでいます。それにしても沖縄料理が美味しい!しかも素材の味にこだわったお店でした。沖縄には十数年住んでいましたが、上質の沖縄料理を出してくれる印象でした。値段もリーズブルだし。
 しかし最近は、こうしたお店につれてきてもらっても、すぐに忘れてしまって「後の祭り」なんですね。そこで携帯で写真を撮影し、それをブログにアップしてしまったわけです。
 最近、沖縄に行って思うことですが、観光客向けのお店が次から次へと増えていっている印象です。でも地元の人に愛されるこういうお店もまだまだたくさんあるのです。今年は何度か沖縄に足を運ぶので、きっとこの備忘録的ブログで確認して、こちらに寄ろうと思います。


メインプレイス

2017年05月23日 | 那覇、沖縄

 那覇に来ると行きたくなる場所の一つが那覇メインプレイス。別にどうということもないショッピングセンターなのだが、どうしてもここに吸い込まれてしまう。そのためか私の定宿もこの近くに建つビジネスホテルになってしまい、会議や懇親会が終わったあとでも夜11時まで開いているメインプレイスへと足を運んでしまう。
 やはり沖縄でしか買えないもののコーナーへ。一つは2階の「かりゆしウエア」のコーナー。沖縄のショッピングセンターには「かりゆしウエア」のコーナーが設置されていて、どこも品揃えが充実しているため見るのが楽しい。東南アジアや南アジアで縫製したものは「かりゆしウエア」ではなく、沖縄の企業で縫製されなくてはならないため、価格もそれなりである。次はやはり食料品満載のスーパー。地元企業が経営するスーパーには、沖縄ものがたくさんある。ここで頼まれたおみやげを調達。見るのも楽しいし買うのも楽しい。やはり世界中どこへ行ってもスーパーから地域の食材が見えるものだ。
 7月の会議、まだ航空券はとっていないのだが、ホテルは定宿を予約済み。こういうところは抜け目ないのである。すでに次なるメインプレイスでの楽しみを確保したのだった。