Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

青空ガムラン

2014年07月19日 | 大学
 昨日、大学の昼休みを利用して、出会いの広場(中庭)での青空ガムランのミニコンサート、無事に終えることができました。ほんとうに青空、晴天にめぐまれて、みな熱射病にならないように帽子をかぶって演奏です。3曲だけの演奏でしたが、いらして下さった方も演奏者も、みな7月の夏空のもと、ガムランを楽しんだことと思います。やっぱり屋外はいいですね。
 実は、この曲、私は演奏していません。もちろん学生にも、この日は私がメンバーにいなくてもいいようにメンバー構成を作ってもらいました。結果的にスリンを吹いたり、クンダンの曲に入ったりはしましたが、この曲はすべて学生だけです。学生には「先生、写真を撮ってくださいね。」と言われていました。嬉しいながら、仲間はずれになったような、ならないような感じで若干寂しいのですが、こうして学生だけで自立することが必要なんです。楽しそうに学生たちが演奏している姿をみながらそう思いました。
 今日は、浜名湖ロイヤルホテルのロビーで出張演奏です。学生たちのサークルが夏の間、かわるがわる出演しているそうで、正式に大学の団体と認められて初仕事です。今日はクンダンとグンデル・ワヤンを演奏します。沖縄でもホテルの演奏、プールサイドでしたこと覚えてます。泳ぐ観光客の水しぶきがガムランにかかって面白かったな。今日はどんな演奏になるだろう?沖縄のときのように、素敵な記憶が残る演奏ができますように。

出会いの青空ガムラン

2014年07月17日 | 大学
 今年、大学に同好会として正式に認められたガムラングループのメンバーたちが、金曜日に「出会いの青空ガムラン」と称する野外ミニコンサートを昼休みに行う。沖縄の大学での野外コンサートは「夕涼み」と決まっていたが、こちらは「昼」である。たぶん、沖縄で「昼」にやったら、暑さでたいへんなことになろう。
 学生たちが「外でガムランをやりたい」という気持ちは痛いほどよくわかる。とにかく今、練習できる場所は残響がすごく、「風呂場ガムラン」の様相を呈しているからである。音がミュートできない初心者にとっては、ちょっとつらい空間なのだ。
 現段階で、新入生ゼロのガムランサークルだが、これを機に、新入部員が入ってくればもういうことなしである。






GINGHAM Check

2014年07月11日 | CD・DVD・カセット・レコード
 JKT48のシングル第5弾「GINGHAM Check」が発売。ちゃんと情報を押さえていたのだが、忙しくて数日、アマゾンをチェックできずに、「そうだ、買わなくちゃ!」とチェックしたところ……なんとインドネシア全土で限定1万枚DVD付きのCDが売り切れてるじゃないか!ファン恐ろし。でもショック、ショック。もうどうしていいかわからず、悲しみに暮れる中、仕方がないのでチープな紙ジャケのCDを購入したのであった。
 すべては私が悪い。忙しくたって、若いころはそんな重要なことを忘れるなんてことはありえなかった。それだけ物欲がなくなったのが、それとも忘れっぽくなったのかは悩ましいところだが(たぶん両方)、とにかく一度逃したら日本で手に入れるのは難しい。インドネシアに行くしかない。それもできるだけ早くである。こうなったら「どこでもドアしかない!」
 ところが、ところが…捨てる神あれば拾う神ありなのであった。なんとインドネシア旅行から帰ってきた友人のご夫婦が、「持ってるかもしれないけど、おみやげ~」とGINGAM CheckのCDをくださったのである。しかも、なんと限定、DVD付き。なんてタイミングだろう。ということで、記念に二枚ともパチリ。何はともかくそんな理由から、今、最高に幸せなのである。

梅雨はどこへ行った?

2014年07月01日 | 家・わたくしごと
 6月末に続いた静岡、浜松のワヤン上演が終わり、7月に入りました。湿気を感じることもありますが、それでも今日も晴れになりそうな気配。梅雨はどこにいってしまったんでしょう。水不足で天竜川の出水を少しずつ制限していることをニュースで耳にしました。雨が降るのも嫌ですが、水不足なんて言葉を聞いてしまうと心配になってしまいます。やっぱりほどほどに降ってもらうのが一番か?
 今日は日本の安全保障において大きな転換となる日だ、と朝のNHKニュースは言っています。明るく照りつける太陽は、そんな日本の姿を古の時代から見つめてきているんですね。何か言ってくれれば、どっちに転んでもとてもいいアドバイスになるとは思うのだけどな。気長にそんな言葉が発せられるまで待っていることだってできるだろうに。何を急いでいるんだろうね。何を焦っているんだろうね。
 ボブ・ディランの《風に吹かれて》の歌詞とギターの響きが頭にめぐっています。政治家のみなさんも、風に吹かれながら、山や海の空気を思いっきり深呼吸して、はいもう一度……。底知れぬ暗闇が見えてきましたか?人々の叫びが聞こえてきましたか?

  どれほどの道を歩かねばならぬのか
  男と呼ばれるために
  どれほど鳩は飛び続けねばならぬのか
  砂の上で安らげるために
  どれほどの弾がうたれねばならぬのか
  殺戮をやめさせるために
  その答えは 風に吹かれて
  誰にもつかめない

  どれほど悠久の世紀が流れるのか
  山が海となるには
  どれほど人は生きねばならぬのか
  ほんとに自由になれるために
  どれほど首をかしげねばならぬのか
  何もみてないというために
  その答えは 風に吹かれて
  誰にもつかめない

  どれほど人は見上げねばならぬのか
  ほんとの空をみるために
  どれほど多くの耳を持たねばならぬのか
  他人の叫びを聞けるために
  どれほど多くの人が死なねばならぬのか
  死が無益だと知るために
  その答えは 風に吹かれて
  誰にもつかめない

http://20th-century.hix05.com/Bob-Dylan/dylan01.blowin.htmlより引用。