Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

カツカレーラーメンの味はいかに?~ラジオ収録を終えて

2015年03月19日 | 浜松・静岡
 昨日は20日午後9時から放送されるラジオの収録。今回はガムランを取り入れた日本人のサウンドとして、なんとグンデルサンシントリオ、滞空時間、UAをとりあげました。UAはメジャーですが、グンデルサンシントリオはマニアックなサウンド。ジャワのグンデル、三線、ダブルベースのサウンドはなかなかオキナワン・ヒーリングミュージックとしてユニークなサウンド。ジャワのグンデルは沖縄の古典音楽とマッチしてます。これ、ぜひ観光客が行く場所でBGMとして使って欲しい。なみにラジオでは《かぎやで風風》(風は二つです)を流します。
 滞空時間はもう文句なしに素晴らしいサウンドです。バリのガムランが土台になっていますが、そのサウンドは日本人にしかできないもので、ただただ脱帽です。演奏者の数人はガムラン界の後輩たち。いやあ、もうがんばってもらいたいです。今月も細野春臣さんのコンサートに登場です。私の大好きな《秋田音頭》を明日、聞くことができます。
 収録が終わって、バグース夫妻とお食事。これが楽しみで収録に行っているのかも。とにかく素敵なご夫婦だし、楽しいお二人。バグースさんはお酒を飲まないので、常に食事のみ。それもまたいい!ということで、昨日はちょっとヤンキーな「ざぼん」にて。そろそろ終わるはずの冬季限定メニュー、カツカレーラーメンに挑戦。おいしかったですよ。新鮮な生麺を使うと、カップのカレーラーメンもこんな味がするんだ、という感じでした。カツとの相性は別にして、とにかくしっかりカロリーを摂取させていただきました。

ぼくはマグロらしい

2015年03月18日 | 家・わたくしごと
 ぼくはマグロらしい。回遊していなければ死んじゃうマグロ。つまり停滞できない魚。言われてみれば、僕の生活はまさにそんな毎日かもしれない。忙しくしていないと生活感がないように思えてしまっている。手帳に空白があると罪悪感にさいなまれるようになっている。だからといってたいしたことをしているわけじゃない。
 でも自分にしかできないこともある。自分がマグロになるから、周りも回遊することだってある。決して一人で回遊しているわけじゃない。それに水族館の狭い水槽を回遊しているわけじゃない。回遊できる世界は広いんだ。太平洋や大西洋を回遊するマグロよりずっとずっと…。
 新しく買ったエッグカップを見つめながらも、やっぱりちょっとずつ進んでいる。夕食を作りながらも進んでいる。半歩先を考えるながら生きること。別に悪いことじゃない。進んでいるけれど、ちゃんとスピードに緩急はあるんだから。さあ、今週末はまた飛ばさないと。もちろん制限時速内で。飛ばしすぎると予期できない障害物を避けることができないからね。ちょっぴり太って脂ののり始めたマグロは今日も「大地」を(はじめのうちは)元気に回遊します。

先週の今日でした

2015年03月13日 | 
 時間がたつのは早いもので、もう先週の今日のお話し。この一週間、昨日の後期入試までばたばたと日が過ぎていった感じです。しかも今日から沖縄へ出張。
 3月7日、8日と黒部市でインドネシアのイベントでした。黒部市の国際文化センターで開催されたきわめてインドネシア度の高いどこからみても「本気」なイベント。北陸地方でこれだけのインドネシアイベントを開催するのは珍しいと思いました。
 それにしても二日間、多忙でした。土曜日の夜はワヤンの上演。いつもと同様に最初に解説をして約1時間45分のノンストップ公演。ちょっと心配しましたがたくさんのお客様にみていただけました。はじめは何を言っても「シーン」としているのでかなり不安でしたが、時間とともに上演者もお客様も慣れてきたのか、ほのぼのとした公演でした。
 さて翌日は午前9時からがその日の午後のガムランとケチャ公演のリハ。これを抜けて11時からワヤンのワークショップ1時間半。10人以上の方が参加して話や体験を楽しみました。実は一座のメンバーにも演奏してもらったのですが、一緒にワヤンを持って人形を動かしていたのが面白かった。でもこうして演奏者も人形を動かしてくれると参加者もやりやすいですね。
 そして午後3時半からガムランとケチャの舞台。ケチャもやりましたよ。テンション高かったせいかノリノリでした。セリフはいまいちだったけど。終わってすぐに東京へ。北陸新幹線は明日開通ですからまだ乗れませんでしたが、おかげで本日でなくなる特急「はくたか」に乗れました。
 本日のブログはまるで子どもの日記でした。しかも先週の日記。写真は先週の今日、撮影した妙高付近の風景です。今週の暴雪で再び北陸は真っ白になったんでしょうね。

住まいの真下に!

2015年03月05日 | 浜松・静岡
 私が住むマンションの真下に(たぶんマンションの敷地内に)、FM Haro!のサテライトスタジオができてました。マンションの一階にライブや結婚式などに使えるイベントホールが入っているんですが、その名前のポルテをとってポルテ・スタジオというようです。なぜ知ったかと言えば、部屋でラジオを聴いていて、自分の家の真下で放送していると知ったわけです。
 スタジオとはいえ、ただの箱って感じです。たぶん週1回くらいしか使ってません。ディレクタースペースはあるんだろうけど、3人も入ればいっぱいというスタジオ。でも3人か…。ということはロック向上委員会Zだってここで収録できるかもしれないぞ。それとも生放送で!
 ということで、全く関係ありませんが、今月のロック向上委員会Zには、ZAZAスタジオで収録して、13日(金)、30日(金)の午後9時から出演しています。

 

ガムラン・アンクルンでワヤン

2015年03月03日 | ワヤン上演
 東京の音の森ガムランスタジオで1年以上前からガムラン・アンクルンを伴奏楽器にして上演するワヤン(「ワヤン・アンクルン」)の曲を教えてきたが、とうとう人形とともに上演ができるようになってきた。四音音階の行ったり来たりの複雑な旋律をよく覚えてくれたと思う。講座生には本当に頭が上がらない。
 演目は「アノマン使者に立つ」。この演目は私も初めてである。ちなみにジャワではハノマン Hanomanと発音するし、インドでも同様だが、バリではAnomanである。たとえHanomanと書いてもバリのダランは「アノマン」と発音する。昔からしつこくそう教えられてきたので、バリ風に「アノマン使者に立つ」というタイトルにした。
 さて公演だが、実は今回はスタジオでの上演なので、ほぼ関係者のみでの公演になってしまう。講座なので「発表会」といった方が正しい。ただ、これで終わりにするのはあまりにももったいない。アンクルンを使ったワヤンの上演はかつて沖縄でやったことはあるが、曲も短くしたり、簡略化したバージョンだった。しかし今回はほぼ完全バージョンなので、できれば多くの方に見ていただける機会を作りたいと思っている。演奏者も多いし、皆忙しいし、夢で終わっちゃうかもしれないのだが。