Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

関東は梅雨があけたそうですね

2018年06月29日 | 家・わたくしごと

 今年はもう関東では梅雨が明けてしまったようですね。普通ならこれからが梅雨本番というところなのに、なんだか気が抜けてしまいそうな梅雨開け。私の住む中部地方も梅雨明けしたのかな?もしかしたら関東が先なんてこともあるのかしら?
 2週間ほど前にブログを更新してから、もう息のつく間もないほど忙しく、次から次へといろいろな予定がつまってしまいブログどころではありませんでした。先週末、所要で横浜に行ったときの写真です。忙しい中でもほっとした1枚。横浜から高速バスで浜松に戻る前、バス乗り場のすぐ近くで撮影したものです。
 この風景をみながら、ロッテルダムを思い出しました。確か、オランダの中でロッテルダムだけが空襲にあって焼野原になったせいで、近代的な街並みと運河と海の街でした。こんな風景を見ながら、またオランダに行ってみたいなと思いました。到底かないませんが…。元気なうちに行きたいと思います。ぶらぶらと街歩きができる元気があるうちに。


競う

2018年06月13日 | 浜松・静岡

 吉原祇園祭の面白さの一つは、各山車に乗る囃子が、通過したり、出会ったりする山車とただすれ違うのではなく、「競い合い」を行うことである。お互いの山車が向かい合うか、並んで停止するやいなや、その「競い合い」の演奏が始まる。速度の速い曲を正確なリズムでたたき合う、まさに囃子の「競演」である。「共演」ではないのだ。
 ところがこの「競演」には、勝敗がつかない。コンクールではなく、勝敗はその山車を引き、囃子を演奏する人々が自身の中で決めることでそれを口外する必要は何もない。それなら「共演」でいいじゃないか、と思うのだが儀礼の当事者にとっては「競演」なのである。
 この写真は、四辻に4台で山車が出会い、まさに「競演」の最中なのだ。みている側にとって、その音風景はすさまじいもので、演奏者の興奮が間近に伝わってくる。各チームがバラバラに演奏しているわけで、そこに音楽的な「調和」は存在していないのだが、不思議と祭礼としての調和を感じるのだ。祭りの興奮、非日常、ハレの風景がまさにこの音世界から生み出されるのだ。


岳南鉄道

2018年06月12日 | 浜松・静岡

 岳南線は静岡富士市内を走るローカル鉄道で、吉原駅と岳南江尾駅を結んでいる。知ってはいたのだが、この電車に乗ったのは初めてだった。当初はこの地区に多い工場の貨物輸送や、工場労働者の通勤などに使われていたようだが、現在はトラックが電車に変わったのと、車での通勤が増えてかつてほど乗降客が多いわけではない。それでもさまざまなイベントを積極的に催しているし、地域の人々の生活に欠かせない電車だと思う。
 この電車で今回、吉原祇園祭の会場に行ったのだが、吉原駅で渡された切符が固い切符、つまりは「硬券」だった。この手の切符はもう記念乗車券くらいしかないと思いきや、こんな身近なところで今だに使われていた。ただ残念なことにすでに切符にはハサミが入れられていて、あの切符用のハサミでパチっと切ってもらうことができなかったのが残念である。
 今回は二駅しか乗らなかったのだが、折をみてこの電車を制覇したいと思う。たぶんそれぞれの駅には名所なるものがあるんだろう。でもそんな時間はいつになったらできるのだろうか…。


つけナポリタン

2018年06月11日 | 浜松・静岡

 先週の土曜日に研究仲間のS川先生と、旧東海道の吉原宿で行われる吉原祇園祭の見学にいってきた。なぜかといえば、私のゼミ生がこの祭りのフィールドワークをしており、京都の祇園祭を何度も見学した私としては、やはり「祇園」とつくお祭りを実際にこの目で見てみたかったのである。そこで祭りが大好きなS川先生もご一緒にとなったわけだ。
 すでにS川先生はブログで着々と吉原祇園祭の写真をアップしているようなので、こちらが先にアップするぞ、ということで、吉原が生んだB級グルメ「つけナポリタン」の写真から始まりである。学生がいうにはご当地グルメということで、わざわざ案内所で祭りの期間に食べられる店を聞いて、出向いたのだった。ビールがついて1,000円。お安いではないか。ちなみにプラス100円であまったナポリタンソースにご飯を入れて、リゾット風でも食べられる。
 祭りに行って、「つけナポリタン」か?と馬鹿にされそうだが、いやいや、郷に入れば郷に従えで、ご当地グルメの体験もまた祭りの印象を盛り上げる大事な行為である。
 ちなみに「つけナポリタン」についてより知りたい方はこちらへ。


収穫の季節

2018年06月10日 | 家・わたくしごと

   ベランダでは最近、何種類かの野菜を栽培しているが、とうとうトマトの収穫の季節を迎えたのだった。収穫とはいえ、山のようにざくざく実るわけではないが、それでもスーパーマーケットではなく、わずかでもベランダで収穫できるというのは嬉しいものだ。
   ところがである。なんと本日から台風の影響で風と雨が強まるそうで、マンション14階のわが家は、かなり強風にさらされるわけで、この成長した野菜や花々がいったいどうなるのか心配でならないのである。新たな難題噴出である。すでに外では風がヒューヒューと音を立てている。
   ブルーベリーも熟してきており、この風で落ちてしまってはこれまでの涙ぐましい努力が水の泡に帰するわけだ。私のベランダの草木など比べるのはおこがましいのだが、農家の方々の苦労はたいへんなものであろう。何事もなく台風が通り過ぎていくことを祈るばかりである。


ハワイに行っていたのは幻だったか?

2018年06月08日 | ハワイ

 帰国した途端、とんでもない仕事の量と向き合うことになり、正直、ハワイに行っていたのは幻だったのではないだろうか、と考えてしまう日々を送っています。こうしている今ですら、ハワイの空気の香りや肌を照りつける太陽のことすらもう感覚的に思い出すことが難しくなっています。ブログはいいなと思います。このブログに来れば、自分がハワイに行っていたことをもう一度実感させてくれるわけですから。
 帰国前日に撮影した写真が携帯の中にあることを思い出しました。大学宿舎から裏道を歩いてショッピングセンターに何度か行きましたが、その傍になったのがこのスターバックスです。日本では見たことのないような色のスタバ。「アメリカっぽいな」と思いました。でも「アメリカっぽい」とはどんなものなんでしょうね。映画で見たアメリカの風景かしら?
 ハワイの余韻に浸りたいとは思うのですが、やっぱりこの文章を書き終えれば、ハワイはどっかに消えてしまうのかもしれません。


Good Bye Honolulu

2018年06月05日 | ハワイ

   空港にチェックインしてラウンジでセントレアに向かうフライトを待っています。怒涛のような7日間でした。着いた日から練習の毎日。観光らしいことはほとんどせず(ホノルルの海外は見ましたけれど)、大学内の宿舎と練習場所、スーパーマーケットとの往復でハワイ滞在が終わります。とはいえ、充実した滞在でした。やればできるんだな、ということを久しぶりに感じさせられました。また何か新しいことをやる勇気も出てきました。このイベントをアレンジしてくれた方々には心から感謝です。
   今朝、いつものように台所の外のテラスで一人で朝食を食べました。私は人より起きるのが早いし、自分のペースで生活がしたいので、あまり他の方と朝食を食べることがないのです。いつものように、いつもの場所で、チョコレートドリンク、甘いパン、ヨーグルトを食べて朝食終了。これで十分。
   最後にいつもの席を記念に撮影しました。ダイヤモンドヘッドの頭の部分だけが見えるテラスでの今回最後の朝食でした。明日からまた仕事三昧の日々です。8月中旬からインドネシアで調査のため再び海外です。それまでは日本でがんばろう。


二日目の舞台も終了

2018年06月05日 | ハワイ

   舞台2日目も無事終わりました。正直、肩の荷が下りました。これまでにやったことがない新しいことへの挑戦でしたし、日本では日々多忙なので毎日、仕事が終わった後、夜遅くまでこの準備に没頭していましたが、妥協せずにやり遂げられて本当によかったと思っています。ハワイや日本の大勢の方々おかげです。
   昨晩、練習場の外庭でパーティーをしてもらい、すべての日程は終了。あと3時間後には空港に向かっています。これから最後の荷物詰め。バリのように荷物はたくさんないので簡単です。いろいろ収穫の多い公演でした。帰国してからも反省を含めいろいろ考えることは多そうです。アメリカのグループとの関係ができたことで、また新しい可能性が生まれました。
   ハワイに遊びにきたいとはあまり思いませんが、次にハワイに来ることがあれば、再びハワイのガムラングループとコラボレーションをする時だと思っています。


舞台初日が終わりました

2018年06月04日 | ハワイ

   ハワイでの舞台初日が終わりました。600人ほぼ満員の観客が、最後はスタンディング・オベーションで拍手を続けてくれる経験なんて、人生初めてでした。そりゃ、嬉しかったです。言葉にならないくらいです。学者なのかパフォーマーなのか、どっちつかずで生きてきましたが、間違ってなかったのか、とちょっぴり思ったりしました。自分にはこんな風にしか生きられないし、たぶんこうして私の人生は続いていくんだと思います。
  舞台の写真は当然ありませんから、開始前のリハーサルの写真を一枚。ダランだけではなくバラガンジュルのチェンチェンを演奏しました。写真のPに注目。小さく映っていますが、かりゆしを着ています。ハワイの方々から「ハワイにない素敵なアロハだ」と言われましたが、3人の質問者に、それぞれ「これはメイド・イン・オキナワだ」とちゃんと説明してきました。どこに行っても沖縄プロモーションは重要です。ちなみに大学の近くの古着屋でレインスプーナーのアロハシャツを2枚買いましたが、ハワイで着たりはしません。ここで着るのは「かりゆし」です。


弁当その2

2018年06月03日 | ハワイ

   前回のブログに書いたFURIKAKE SAKANA弁当である。まずFURIKAKEは「ふりかけ」ではないことは間違いない。だいたい「ふりかけ」は何もかかっていなかった。かわりに魚(といっても白身魚、イカなど)の揚げ物が白飯の上にのっているだけの究極の野菜ナシ弁当である。この手の弁当には100パーセント野菜は入っていない。食べたければ別に買うしかない。こういう弁当は日本人、日系人の他、現地の方も購入味は結構いけており、おいしくいただいたのだった。とはいえ、完全に日本のお弁当には敗北である。
   定年後、ハワイで過ごしたいなんて人が日本に多いのも頷ける。気候は(たぶん)温暖だし、生活必需品はほとんど揃うし、日本のスーパーもあちこちにあるらしい。日系人がたくさんいることであまり東洋人であることが目立たないし、食べ物にも食材にもたぶん困らない。お金さえあれば快適であろう。まあ金銭的に余裕がなければここで生活はできないが。私はバリ派だな。