Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

雨のち快晴

2014年02月28日 | 浜松・静岡
 朝起きたらカーテンの隙間から太陽の光が差し込んでいました。きのうは一日雨だったから、気持ちのいい雨のち快晴!なんだか素敵な一日になりそうだよ。ベランダをあけたら春の香りがいっぱい、いっぱい漂っています。でも体にいっぱい吸い込んだらたいへん。花粉がとりこまれてしまうもの。わっ、考えただけでもぞくぞくってしてしまいます。
 冬がもう少しで終わるのですね。もう三月は目の前。そう考えたら、また心臓がドキドキ!「2月28日までに提出してください。」って書かれた書類が机の上に山積みだから。どうしよう、どうしよう。そんなこと考えたら春が来たことなんて一瞬で忘れてしまうものです。
 また一年生が入ってきて、ボクはぐるぐるっとループして、4月からまた同じ名前の授業を始めるのです。似たような事務仕事を始めるのです。大学はぐるぐる、ぐるぐる。でもループしているようでそうでもないものです。それは自分の気の持ちようだね。授業だって話すことは全部同じではないし、日々、進化しなくちゃならないもの。同じ場所をグルグルまわるんじゃなくて、螺旋階段をのぼっている感じです。上へ上へ……。
 ガムランのみんなは、どんどん、どんどん上手になっていきます。室内楽演奏会の企画メンバーたちは一年を通して少しずつ企画者らしくなってきました。君たちは成長して、時がたつと巣立っていってしまうけれど、「それはそれでいいじゃない?」って笑って言えるようになっています。限られた時間の中で、教員として、仲間としてたくさんの「微笑み」を共有できればいいんだから。「雨のち快晴」は心も順調!不調は腰だけだよ。腰痛なければ完璧なんだけどな。

みんなに感謝のミッフィーカレー皿2枚

2014年02月27日 | 家・わたくしごと
 みんなありがとう。おかげでローソンのミッフィーカレー皿2枚もらえたよ。かわいいお皿です。でもカレーを食べるにはちょっぴり小さいかしら。いいえ、永久ダイエットのPには最適!
 それにしても本当にシールを下さったみんなのやさしさには感謝。さりげなく「ハイっ」とくださった方、「おまえガキか!」といわんばかりにニヤッと笑って下さった方、何だからわからないけど集めているらしいから、という理由でくださった方。どんな方法や状況でいただいたとしても心からのありがとうでいっぱいです。
 さて、この皿でまず最初に何を食べましょうね。スープなんていいかもしれませんし、塩焼きそばはどうでしょう。ミッフィーにぴったりね。ちなみにミッフィーのお皿、これで6枚目くらいかな。
 ミッフィーは大好きです。なんといってもオランダ、ユトレヒト生まれですものね。素敵な街です。ミッフィーが好きなのかな。それともユトレヒトが好きなのかな。どっちでもいんです。ミッフィーはわたしにとってかつて暮らしたオランダを忘れずにいられる一方的な「おともだち」なんですから。

たっぷり音楽つめあわせ~TRY-TONE トライトーン

2014年02月26日 | 浜松・静岡
 


 
 大学で学生達とともに年に何回かさまざまな演奏会を企画しています。その学生メンバーたちが大学とは別に、自主企画で行うコンサートが「たっぷり音楽つめあわせ」です。この「たっぷり音楽つめあわせ」って誰が考えたのかわかりませんが、なかなか素敵なタイトルです(と学生の誰かに言ったことはないんだけど)。
 今回、学生たちが開催するのは、アカペラグループ「TRY-TONE」です。正直なところ、私はこの企画が立ち上るまでこのグループのことを知りませんでしたが、youtubeなどで見るとものすごいアカペラグループです。男性のアカペラグループのゴスペラーズは良く知られていますが、TRY-TONEは女性が2名加わっているので、ゴスペラーズとはまた違った音域や雰囲気を醸し出しています。ほっとするような曲や元気が出るような曲、たくさん歌ってくれると思います。とにかく、素敵なアカペラグループの音楽、ぜひ、楽しんでいただきたいと思います。

 トライトーンHPです。クリックしてみてください。音も入っています。


 2014年3月8日(土)浜松地域情報センター
 昼の部:親子でうっとり編
     13:30開場、14:00開演(50分)
  一般:2,000円
  中学生以下 500円
 (昼公演は未就学児入場可)

 夜の部:大人のしっとり編
     16:30開場、17:00開演(約90分) 
  一般:3,000円
  高・専・大:2,000円
  中学生以下:1,000円
  (夜公演は未就学児入場不可)

 チケット購入方法は
  アクトシティチケットセンターで購入 053-451-1130
  たっぷり音楽つめあわせ隊から購入(メール予約)
   tappuri.ongaku@gmail.com

裏面


 

腰痛

2014年02月24日 | 家・わたくしごと
 久しぶりに腰痛が遊びに来てくれました。考えてみるとこれだけひどい腰痛はいつぶりだったか、思い出せないくらいです。20代後半でギックリ腰(これは東京芸大でガムランを演奏するのに、クンダンを持ち上げる瞬間起きた)をやったあと、クセになったように度重なるギックリ腰で悩んでいた時期がありました。今回、これの再来です。
 たいていは寝ている、無理に動かない、というのが鉄則ですが、明日から入試が始まるためにそうはいきません。ということで歩いて数分のところに整形外科があるのを思い出して、もう汗をかきながら出かけたのでした。痛いのにいろいろな体操やらされて、しかも注射も打たれ、電気をビリビリしてもらい、鎮痛剤の飲み薬と湿布をもらって、やっとパソコンの前に座れるまでになりました。しかし畳に敷いた布団から起き上がるのはまだまだたいへん(こういうときはベッドだな)。まあ、こんななさけない姿、誰にも見せたくないので、一人暮らしでよかったです。
 順調に回復してくれないと、今週の日曜日からワヤンの公演が続きます。ということで、本日は目にみえない存在からいただいた超高級なプレゼントだと思って、一日中、部屋で寝てます。一番気になるのは、今日までローソンでシールがゲットできるミッフィーカレー皿だなあ。一枚はゲットしたんだけど、二枚目の台紙、大学にあるんです。あと何枚必要だったっけ?手元にシール5枚あるんだけどなあ。ということで、どうでもいいことを考えながらも、今も腰痛にもだえ苦しむPでした。

大船渡で思ったこと

2014年02月21日 | 
 16日から大船渡市に滞在して、小学校で打楽器教室のサポートをする学生たちのお手伝いをしてきました。大船渡は気仙沼駅から本来は電車がありましたが、震災によってまだ電車は復旧しておらずバスで1時間半ほどで到着します。三陸の湘南とよばれるそうで、東北の中では暖かく雪も少ないそうです。ただ、今回は寒波でかなり降り積もっていました。
 あの震災からほぼ3年が経過しようとしています。大船渡は太平洋セメントがあったことから、粉砕などが他より早くできたようで瓦礫はもう撤去されていますが、津波被害のあったところは、それでも建物がポツリポツリとあるだけで、さらには被災した建物もまだそのままになっているものもあり、初めてそんな光景を見る私にとってはいろいろ考えさせられるものでした。
 少なくても私たち浜松市民がそこから学ぶものは、彼らの語りから、今、何ができるか、あるいは起きてしまったとき何をすべきかを、しっかり聞いてそれを受け入れることだと思いました。彼らもまたそれを本気で伝えたいと考えているように感じました。二度とこんな苦しみを味わいたくないし、ほかの人たちも味わってほしくないという気持ちが感じられたのです。
 ところで、気仙沼のみなと祭りは、インドネシアと深くかかわっています。2003年からインドネシア政府の協力で、バリ祭りが開かれているのをご存じでしたか?震災前、この港には2000人近いインドネシア人を乗せた漁船が停泊したそうで、そんな縁からインドネシアとかかわりがあるのです。震災後、流されてしまった衣装や山車を再び、インドネシア政府の協力や、全国のインドネシアファンの寄付により、再びそのお祭りは始まりました。東北とインドネシアはこんなところでつながっているのです。

神戸への旅(その5)

2014年02月11日 | 
 考えてみたら、神戸で「おみやげ」を自分に何も買っていなかったことに気づく。もちろん無理に買う必要なんてないんだが、やはり人間は行った「記憶」を何かにすがるように残したいもので(「人間」じゃなくて「自分」だけか?)、今回は味覚として脳に刻みこむことにしたのであった。
 高速のパーキングエリアで買ったお土産。若干、血圧に気をつけなければならない買い物をしてしまったかもしれぬ。K氏は牛、Pはあさり。でも、これ愛知県で買ったわけで神戸とは全く関係ない。
 しかし道中だって、目的地だって旅は旅である。そういいながら、まだ冷蔵庫でその味が私の舌と脳に刻まれることなくすやすやと眠っている。だって今、沖縄だしー、食べたくても食べられないしーー。
 帰宅してから、沖縄で買ってトランクに入っているソバとともに美味しくいただく予定である。
 
 

神戸への旅(その4)

2014年02月09日 | 
 打上げが終了してホテルに戻ってすぐに一座はロビーに集合。あんなに打上げで食べて、飲んだはずなのに、ここから差し入れとしていただいたお菓子や果物をいただく時間です。
 今回もいろいろな差し入れをいただきましたが、実ははじめて高級なイチゴをひと箱いただいてしまいました。その名も福岡産「あまおう」です。もちろん食べたことなんてありません。今回が初めてです。
 まずは食べる前に記念撮影。そりゃ「あまおう」ですからね。撮影後、イチゴに手を合わせるがごとく、ありがたく、ありがたく一座全員でいただきました。差し入れてくださいましたガムラン・グル―プの皆様、心より感謝いたします。
 ちなみに写真の左側には指が映り込んでおりますが、たぶん食べたくて我慢できない一部のメンバーの仕業と思います。指は「早く撮影終われ!」と訴えているようです。

神戸への旅(その3)

2014年02月07日 | 
 神戸への旅シリーズですが、ここまで全部食べ物がらみ。こうなったら最後までこのネタでいくことに決定です。ということで、本日の食べ物は舞台の本番前のカレーに続いで、打ち上げの刺身。
 打ち上げ会場はすでに去年から主催者が予約してくれていた場所で、長田にある人気の「酒屋」です。そう、酒屋がやっている飲み屋で、ワインなどは酒屋のクーラーボックスから選んで、酒屋で売られている値段のプラス500円で飲むというシステム。たとえば2500円のワインは3000円といった感じ。それよりこの店、食べ物も充実。この刺し盛り、すごいです。もう演奏者のお姉さん方、争うように食べてました。ぼくはあまりウニには得意じゃないんですが、歯ごたえのあるウニでした。淡路島の魚介類が多いそうです。そうそう、明石のタコも食べました。
 酒屋併設の飲み屋、といえば私の祖父が、渋谷の池尻(246沿いにありました)で経営していた酒屋もそんな酒屋でした。酒屋の横にカウンターがあってそこで「乾きもの」をつまみに酒屋で売られている酒を飲む、というシステム。今はもうありません。子どものころ、父に連れられていった記憶があります。暗いカウンターの中で、父と祖父が楽しそうにしゃべっていた記憶だけが残っているのです。酒屋のやっている立ち飲みは今でも関西などで見かけますが、そんなお店をみると、記憶の中のその光景がそのたびに蘇ります…。

 ところで、ワヤンの公演はどうだったんだ、とご興味をお持ちのお方は、こちらをご覧ください。私たち一座のブログには、演奏者のKさんが、面白く舞台のことをつづってくれています。
http://blog.goo.ne.jp/wayangtunjuk

神戸への旅(その2)

2014年02月06日 | 
 舞台本番2時間前、みんなで昼食を食べようと、主催者の方々と大学の学食へ。土曜日にもかかわらず学食は開いている(私の大学は土曜日に学生が来るどころか、学食のある棟に入ることもできないから、当然、学食は閉まっている不思議な大学)が、やはりメニューがカレーとスパゲティーというシンプルさ。まあ仕方がないですね。ということで、普通にコーヒー付カレーを注文したのだが、それが「ドドーン!」とこの量。しかもドーナツ付。ドーナツは食べられないので電球を買いにいったお駄賃として「座敷童」にあげた。
 それにしても「量」を久しぶりに体感した瞬間だった。沖縄にいるときは、山盛りの「野菜が山盛りのかつ丼」とか「ソバの見えない野菜ソバ」、「ご飯が減らない弁当」などに驚かされることが多かったが、さすがに浜松に来たら「量」に感動することはなく、そんなことすら忘れかけていたとき、再びあの感動を思い出させてくれたじゃないか!しかも、このカレー、実に「旨い」のである。神戸芸術工科大学の学食カレー、実におすすめである。
 「いけるねえ」なんて思いながらおなかがパンパンになって、なんとか「完食」して周りを見たら、大食感のはずのHS氏と普段は食べ物を残さないKK氏の二人の男性陣、ちゃっかりご飯を残しているではないか!えー、全部食べたのはボクだけっすか?ということで、本番直前まで、あくび連発のPだった。もちろんグンデルがはじまったたらパッチリ目は覚めたのだが。

神戸への旅(その1)

2014年02月04日 | 
 先週の土曜日、神戸の大学でワヤンの公演があり、メンバーのホセ氏とともに車にワヤン一座の荷物すべてを積んで、浜松から神戸に出発。高速とはいえ、やはり4時間はかかります。一応、Pも免許保持者とはいえ、一度、静岡公演のときに運転しただけで、ほとんどホセ氏がドライバーです(Pは車のクテンコン or トゥトゥタンです)。
 12時過ぎから二か所で荷物を積んで、出発は1時間後。「おなか減りましたね」とまず腹ごしらえ。高速に乗る前に、やっぱり浜松だから「ウナギでしょう」とは二人とも全く考えず、「ここにしましょう」と寄ったのは「すき家」でした。ヒンドゥーの芸能公演を翌日に控えて「牛」を食うとは何事だといわれそうですが、バリ・ヒンドゥー教ですから、その辺は大目にみましょう。
 二人でしっかり定食をとって出発です。いやあ、それにしても「すき家」、これで550円ですからね。なんだかこういう店にくると、牛丼に紅ショウガを山盛りのっけて七味唐辛子をかけたくなります。値段はともかく、きっと浜松のうな重とくらべても味にはひけをとらないはずです。というより、いまだ浜松で鰻を食べたことがないのですが…。
 この食事のおかげかどうかは定かではありませんが、予定通り、6時半には神戸の会場に到着したのでした。