Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ニワトリとアヒルとネコ

2010年10月07日 | 那覇、沖縄
 私のウォーキングコースの途中には、農家がいくつか点在する。その一つの家では、道路際でニワトリとアヒルをペットとして飼っている。せまいながらも放し飼いスペースがあり、その中にあわせて7,8羽のニワトリとアヒルが仲良く暮らしているのである。ぼくは、途中のその場所で小休止し、そんな小動物を見つめたり、挨拶をする。彼らは満足そうにぼくを一瞬見つめるのだ。
 ところで、今日の明け方、ウォーキング中にその場所で不思議な光景に出くわした。なぜって、いつもはそのスペースにいないネコ(子猫)が、カレらとともに並んで、ぼくを見つめているのである。そして、どの小動物もピクリともせず、ぼくを見つめている。なんだか、「ダルマサンガ、コロンダ」と言った瞬間、息を止めて体を静止させている子どもたちみたいだ。
 ネコって、ニワトリやアヒルを襲ったり、食べたりしないんだっけ?この子猫もいつかは、そんなネコになっちゃうのかな。今日はみんな仲良し。できれば、これからもずっと仲良しでいて欲しいな。だって君達は友達になったんだもの。そうして微笑みをうかべて僕を一緒に見つめている君たちは、どこから見たって仲良しだよ……。
 

ゴールデンメニュー

2010年10月04日 | バリ
 バリのちょっぴり高級な中華屋で比較的手早く出てきて、栄養のバランスもとれると勝手に信じているゴールデンメニューがこの写真の三品。ちなみにその三品は、ナシ・ゴレン(インドネシア風炒飯)、チャプチャイ(八宝菜)、そして飲み物はソーダ・グンビラ(楽しいソーダ)である。この三品があれば、野菜もとれる、肉もとれる、糖分もばっちりなのだ。
 しかし、一人でこの三品を頼むのはかなり気がひけるものだ。とくにいい大人が一人で「ソーダグンビラ」を注文するというのは、かなりの「勢い」がないとできるものではない。これを一人で飲んでいる「おじさん」をぼくはこれまで見たことがない。
 たまに友人と食事をするのはいいものだ。しかも私の友人は私とほとんど年齢がかわらないにもかかわらず(約1年年上である!)、ソーダ・グンビラを気に入ってくれたのだから、この上もない喜びでいっぱいである。この写真は、そんな「喜びいっぱい、楽しさいっぱい」で満ち溢れている8月末のひとときのショットである。

CFCは日本にありませんよね?

2010年10月03日 | バリ
 この数年、バリの大型ショッピングモールやデパートのテナントとしてCFCという名のレストランのチェーン店が出展している。フライド・チキンのほか、ナシ・ゴレンやミー・ゴレンといった、さまざまなインドネシア料理が揃っており、もちろんドリンクだけでもOKである。
 この店のロゴ、なんとなくKFCに似ていないだろうか?「KをCにして色をかえただけ」のように思えてならないのだ。しかしインドネシアでは、adidasがabadas、KittyちゃんがKettyちゃんで成立してしまっているので、そのときも「なかなかやるな」と感心したのだった。
 最近、インターネットで調べてみたら(暇だなって思ったでしょう?)、CFCはアメリカにあるフライドチキンのチェーン店のようで、カリフォルニア・フライド・チキンの頭文字を並べたことがわかった。州名である「ケンタッキー」を「カリフォルニア」にかえたわけだ。つまりは、これはアメリカが作り出した店のようなのだ。それにしても本家「ケンタッキー」の方はどのように考えているんだろう?
 ちなみにインドネシアのCFCのロゴに下に、Bukan Ayam Saja(チキンばかりじゃありません。)と書かれた看板を見ることがある。ロゴは似ているのだが、出される料理には差別化がはかられているようである。ちなみにCFCは、日本にありませんよね?(沖縄にはありません。)

今年もお世話になりました

2010年10月02日 | バリ

 なんだか今日のブログのタイトルを入力してみて、師走のブログのタイトルのようだな、と思いつつ事実なのでそのままにした。今年もお世話になったのは、バリの朝食で食べる「クリーム・ボール」である。このパンについては、すでに2009年1月3日のブログに書いているのだが、あいかわらず、私は今なお、このパンをバリで食べ続けている。ちなみに2009年1月に5,000ルピアだった5個入りのクリームボールは今、6,000ルピアに値上がりした。ちなみに過去の日記を読んでい見ると、2007年には4,000ルピアだった。
 今回、1ヶ月の滞在中、25日間はこのパンを毎朝2個食べたと記憶する。ただしチープなパンなので、クリームとチョコはパンの中心部分にしかついておらず、周囲は「素のパン」なので、その部分は、数日前に書いた下宿の犬(セピアという名前だった)に分け与えた。犬がどこかに行って不在のときは、甘いコーヒーに浸して食べた。
 自分でも、どうしてこんなに食べ物に頓着しないのか不思議である。あるいは、毎日同じものを食べるというストイックな行為に執着しているだけかもしれない。バリの一人の朝食は常にこでなくてはならないのだ。考えてみれば、私の日本の朝食もほとんど変わらない。毎日、6枚切りの食パンを焼き、バターもマーガリンも塗らずに、ハムを一枚のせて(時々、チーズものせる)食べるという繰り返しである。バリはクリームボール、日本はハムパン。なぜだか理由はわからないが、そうしなければならないのだ。すでに慣習的行為化してしまっている。


茹でジーマミ(落花生)

2010年10月01日 | 家・わたくしごと
 かみさんが友達から、伊江島で採れた茹でジーマミ(落花生)をもらった。夕食後、ビニールから一つ取り出して食べてみると、これが超旨いのである。「やっべー」と叫びたくなるほどの美味しさ。
 落花生というと、どうしても硬いナッツというイメージがあるが、これはまさに塩茹でしたやわらかな豆なのだ。まあ、豆なのだから当たり前といえばそれまでだが、果たしてこの年になるまで「生茹で落花生」なるものを食べたことがあっただろうか?
 沖縄にも落花生があるのか、と思う方もいるだろうが、沖縄にはこの豆からつくるジーマミ豆腐が有名である。沖縄の居酒屋で、あるいはスーパーで買ってホテルでお食べあそばせ。甘辛いタレと豆腐の相性が抜群である。