採点という「祭典」

　大学の期末試験が終わって採点中である。作問したのは自分なのだから自業自得であるが、記述問題が多いので読むのがたいへんである。最近はパソコンで文字を入力することの多い時代だが、さすがに大学の筆記試験は手書きなので、やはり字が汚いと読むのがしんどい。誤字も多く新鮮な驚きを体験できる季節でもある。そういう意味で、この時期は採点という「祭典」が訪れたという感もある。
　「祭典」が終わって気が抜けるかと思いきや、すぐに入試の季節。採点という「祭典」はなんと、2週間も続くのである……。
　

誕生日おめでとう

　2月2日、「ニーニー」の日の今日は息子の15歳の誕生日である。あっという間に「ニーニー（お兄さん）」になったと日々感じる毎日だ。ちなみに息子は明日、中間試験だそうで、夜9時を過ぎても塾から戻って来ない。そんな日なので、誕生会もなければケーキもなし。もう「ニーニー」なんだし、「ハッピー・バースデー！」なんて歌を歌って誕生日を祝う必要もあるまい。
　それでも朝起きるなり、「あのさ、今日、僕の誕生日なんだけど」と「おめでとう」を促すあたりがまだまだ15歳である。ちなみに祖父からはちゃんとバースデーカードが届いていた。
　誕生日おめでとう！