トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ミミズ

2012-07-24 | 虫類


この時期雨など降ると途端にミミズが何処からともなく這い出してくる
体がヌメヌメしていて湿気た所が好きなのだろうと思っていたが違った
土に雨が浸み込むと酸素不足になるので地表に出て来るらしい

良く見るが何も知らなかったミミズの話

ミミズ(蚯蚓):環形動物門貧毛綱に属する動物の総称
目無く 手足無く ひも状の動物 多くは陸上の土壌中に住む
名前は「めみえず」→メメズ→ミミズとなった
ゴカイ(多毛類)から地中生活への適応として2次的に単純化の方向に進化したと言われている

写真の右側に少し膨れた所が見える 環帯 と言う
この環帯の前方腹面に雄性生殖孔 腹面に雌性生殖孔 がある 多くの蚯蚓は雌雄同体

植物連鎖では最下位の動物であるが人は良く利用していてその価値は高いと思う
釣り餌 言うまでもなく釣りと言えばミミズだ
堆肥 蚯蚓は土を食べ含まれる微生物 有機物 小動物を消化吸収し粒状の糞として排泄する これが堆肥となる
蚯蚓は土を肥やすと言って土壌形成の役に立ち 農業では益虫
薬 子供の頃何の病気だったかミミズの乾いたのを煎じて飲まされたことがある
飼料 飼料としても優秀
食材 ミミズ料理コンテストなどと言うのもあるそうだ

掘れば更に色々ありそうなミミズだ 恐るべし