トウネズミモチの実がたわわに実った
脇に、クモの糸のようなものに絡げ取られた実が有った
誰かが実を確保するためにしたことだと思うが、これって何なのだろう
モクセイ科の常緑小高木、よく分枝して高さ10~15mほどになる
中国原産で、日本には明治時代に渡来し、今では暖地に広く植栽されている
葉は対生し、葉身は6~12cmの卵状楕円形で基部近くが最も幅広い
縁は全縁で、先は次第に細くなって長く尖る
陽にかざすと脈が透けて見える
花は6~7月に咲く
新枝の先に10~20cmの大型の円錐花序を出し、白い小さな花を多数つける
果実は1cm程の楕円形で10~12月に黒紫色に熟す
種子は黒色で、表面に大きなしわがある
塩害や大気汚染に強く、丈夫で成長も早いので、公園などに緑化樹としてよく植えられる
漢方では、果実を乾燥したものを女貞と呼び、強壮剤として使う
葉は腫れ物などの民間薬として利用される
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