サンシュユ(山茱萸)のつやつやした実が山なりだった
サンシュユは中国名「山茱萸」を音読みしたもの
別名「春黄金花」は、サンシュユの代わりに牧野富太郎が提唱した
ミズキ科の落葉小高木、普通3m程になる
果実は核果
1~2cmの長楕円形で、9~11月に赤く熟す
核は1cm程で中央に縦の稜がある
葉は対生し、枝先に集まって付く
葉身は4~12cmの広卵形又は卵状広楕円形
先は尾状に鋭く尖り、縁は全縁
花は3~4月、葉が展開する前に咲く
短枝の先に2cm程の散形花序を出し、淡黄色の小さな花を多数つける
果実は果実酒にすると美味しい
果肉を乾燥したものは薬用に使う
花(3月のもの)
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