ホルトソウはポルトガル草の意味で、一般にポルトガル人が持って来たからと言われる
又この草からホルトの油(オリーブ油)が取れるので名になったとの説もある
トウダイグサ科の1,2年草
ヨーロッパ原産で室町時代に渡来した
全草が毒草で分泌物で皮膚炎を起こす
茎は淡緑色で1m程になり、頂部で分岐する 傷つけると白い乳液を出す
葉は十字対生で茎の基部では線形で、上部では先の尖った披針形をしている
花は5~6月 茎の上部で分岐し、葉状の苞の間から1本の雄しべからなる多数の雄花と、1本の雌しべからなる雌花が組み合わさった花序を段々につける 花弁は無い
果実は1.5cmほどの球形で、中に3個の種子が入っている 種子は最初緑色で熟すと茶色になる 脂肪油が多く50%も含んでいる
茎から出る白い乳液を外用すると、いぼとり 寄生性皮膚炎に薬効ある
種皮の皮を除き、圧縮して油分を除いたものを、1回1g以下、服用すると利尿下痢に効く
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