一括りに言えばキブシなのだが、キブシは地域によって葉や実に変異が有り、その地域の名前などが付いている
ナンバンキブシ(大隅半島)、ハチジョウキブシ(八丈島)、エノシマキブシ(江の島)、ナガバキブシ(小笠原)、コバノキブシ(箱根)等々
キブシは日本固有種
キブシ科の雑木林や林縁、山地の道端などに生える落葉低木
キブシ科はキブシ属1属からなり、ヒマラヤから日本にかけて6種が自生している
普通2~4mになる
葉は互生し、葉身は6~12cmの長楕円形~卵形
花は雌雄別株で3~4月、葉の展開前に咲く
長さ3~10cmの総状花序が垂れ下がって付く
花は6~9mmの鐘形、花弁は4個、外側の2個は小さく内側の2個は大きくて花弁状
雄花序は長く、雄花は淡黄色
雌花序は短く、雌花は淡黄緑色
果実は硬く乾いた液果
7~12mmの楕円状球形、7~10月に黄褐色に熟す
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