
莢に入った豆状のエンジュの実がたわわに生った
マメ科の中国原産の落葉高木 高さ20ⅿ程になる
樹皮は縦に割れ目が入り、内皮は黄色で臭気がある
葉は互生で20㎝程の奇数羽状複葉
5対ほどの小葉が対生又は互生する
花は7~8月 枝先に約30cmの円錐花序を出し、黄白色の蝶形花を付ける
果実は豆果 4~7cmで数珠状にくびれる
肉質で裂開しない、が切り裂くとベタベタの液に包まれた種がある
この液は舐めると非常に苦い 種子は8mmほどの大きさ
蕾は「槐花(かいか)」と言う生薬
乾燥した蕾を炒り、細かく砕き粉末にして患部にすり込むと、歯茎や口内の出血に効く 煎じて空腹時に服用しても良い
ルチンが20%も含まれており、一時は毛細血管の脆弱性を回復すると言われたが、その後ルチンにはそのような効果がないことが分かり、元の止血剤としての生薬に戻った
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